筋肉

 

筋肉は硬い筋肉とやわらかい筋肉があります。では、硬い筋肉がいいのかやわらかい筋肉がいいのかというのはあるのでしょうか?

また、硬くなった筋肉をやわらかくする方法や、やわらかい筋肉を硬くするということはできるのでしょうか?

今回は、筋肉の硬さ・やわらかさについて考えてみましょう。

 

行うスポーツによって筋肉の硬さは異なる

筋肉の硬さ・やわらかさには、さまざまな要素が関連して決定されているため一概に「○○が原因で硬い(やわらかい)」ということはいえません。

ミクロな話をすると、遅筋繊維は硬く、速筋繊維はやわらかいという特徴があげられます。つまり、私たちの体の中には、やわらかい筋肉と硬い筋肉があるということです。

そして、行うスポーツによってどちらかの筋肉が多く使われますので、スポーツの種類によって筋肉の硬さは異なると言えます。

マラソンランナーのように、遅筋繊維をよく使うタイプのスポーツ選手は、筋肉や体が少し硬いという傾向があります。

一方で、短距離選手のようなスプリンターは、筋肉も体もやわらかいという傾向があるのです。

 

なぜ遅筋繊維は硬いのか

そもそも、遅筋繊維は大きくダイナミックに動く筋肉ではありません。重力に逆らって姿勢や動きを維持する働きがメインの筋肉のため、やわらかくグニャグニャと曲がるよりは、硬くて伸びにくい方が都合が良いのです。

そのため、構造的に細胞骨格(細胞の中の骨格)が多く、硬くなるという性質があるのです。

 

スプリンターには筋肉が硬い人はいないのか

いいえ、そんなことはありません。

スプリンターの中にも筋肉の硬い人がいたり、逆にマラソンランナーの中にも筋肉がやわらかい人がいます。これは、筋肉の緊張レベルが影響している場合が多いのです。

トレーニングを行っていない一般人には体が硬い人が多いですが、使っていないからということもありますが筋肉の緊張レベルが高く、動きそのものが硬くなっているということがいえます。

本当はもっと可動域があり動かすことができるのに、筋肉が緊張しているため硬くなり動かせないという状態なので、ストレッチなどを行い筋肉の緊張をとることで、柔軟性がでてきます。

 

無理なトレーニングは筋線維を硬くする原因になりうる

実は、無理なトレーニングを続け筋肉の損傷を繰り返すと筋線維を硬くしてしまうことがあります。これは、筋肉中の結合組織(コラーゲン)が増えてしまうのが原因です。

トレーニングを行い、筋線維が死んでしまうと、そこに新しい筋線維ができていきます。しかし、新しい筋線維をつくるよりも修復するほうが簡単で早くできるため、傷ができている筋線維部分を補修しようと結合組織がどんどんと増えていき、線維化してしまうということです。

筋線維は太くなり強くなりますが、筋肉は硬くなるといえます。

トレーニング後のストレッチやマッサージが大切

トレーニングなどの運動を行った後に何もせずにいることは良くありません。疲れを取りやすくするためにも、筋肉を硬くさせないためにも、ストレッチやマッサージなどで筋肉をケアすることが大切です。

トレーニング後に筋肉のケアをすばやく行うことで、筋肉の回復を早められます。筋肉の回復を早めると次のトレーニング時に疲れが残らないので、最高のパフォーマンスでトレーニングを行えるというわけです。

激しいトレーニングを行った後にそのままでいると、誰でも筋肉痛になることでしょう。そして、この筋肉痛が残ったままトレーニングを行うと、どんどん結合組織が増えてくる可能性があるため注意が必要です。

 

筋肉は硬い方がいいのかやわらかい方がいいのか

これは「やわらかい方がいい」ということには間違いないのですが、やわらかい筋肉でなければ質が悪いのかと言いうとこれはちょっと違います。

実は、多くのアスリートの筋肉は基本的にはやわらかいのです。

試合直後やトレーニング直後でパンプアップした筋肉は硬い状態になります。どんな優れたアスリートでも、運動直後の筋肉は硬いのが当たり前なのです。

しかし、前述したようにストレッチやマッサージでしっかりと疲労をとると硬かった筋肉もしっかりとやわらかくなっているのです。

これらのことから、基本的な筋肉の硬さはやわらかい方が良いということがいえます。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2017/09/leisure-1869744_1280-1024x576.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2017/09/leisure-1869744_1280-150x150.jpgBodykeLIVE体の仕組み 筋肉は硬い筋肉とやわらかい筋肉があります。では、硬い筋肉がいいのかやわらかい筋肉がいいのかというのはあるのでしょうか?また、硬くなった筋肉をやわらかくする方法や、やわらかい筋肉を硬くするということはできるのでしょうか?今回は、筋肉の硬さ・やわらかさについて考えてみましょう。 行うスポーツによって筋肉の硬さは異なる筋肉の硬さ・やわらかさには、さまざまな要素が関連して決定されているため一概に「○○が原因で硬い(やわらかい)」ということはいえません。ミクロな話をすると、遅筋繊維は硬く、速筋繊維はやわらかいという特徴があげられます。つまり、私たちの体の中には、やわらかい筋肉と硬い筋肉があるということです。そして、行うスポーツによってどちらかの筋肉が多く使われますので、スポーツの種類によって筋肉の硬さは異なると言えます。マラソンランナーのように、遅筋繊維をよく使うタイプのスポーツ選手は、筋肉や体が少し硬いという傾向があります。一方で、短距離選手のようなスプリンターは、筋肉も体もやわらかいという傾向があるのです。 なぜ遅筋繊維は硬いのかそもそも、遅筋繊維は大きくダイナミックに動く筋肉ではありません。重力に逆らって姿勢や動きを維持する働きがメインの筋肉のため、やわらかくグニャグニャと曲がるよりは、硬くて伸びにくい方が都合が良いのです。そのため、構造的に細胞骨格(細胞の中の骨格)が多く、硬くなるという性質があるのです。 スプリンターには筋肉が硬い人はいないのかいいえ、そんなことはありません。スプリンターの中にも筋肉の硬い人がいたり、逆にマラソンランナーの中にも筋肉がやわらかい人がいます。これは、筋肉の緊張レベルが影響している場合が多いのです。トレーニングを行っていない一般人には体が硬い人が多いですが、使っていないからということもありますが筋肉の緊張レベルが高く、動きそのものが硬くなっているということがいえます。本当はもっと可動域があり動かすことができるのに、筋肉が緊張しているため硬くなり動かせないという状態なので、ストレッチなどを行い筋肉の緊張をとることで、柔軟性がでてきます。 無理なトレーニングは筋線維を硬くする原因になりうる実は、無理なトレーニングを続け筋肉の損傷を繰り返すと筋線維を硬くしてしまうことがあります。これは、筋肉中の結合組織(コラーゲン)が増えてしまうのが原因です。トレーニングを行い、筋線維が死んでしまうと、そこに新しい筋線維ができていきます。しかし、新しい筋線維をつくるよりも修復するほうが簡単で早くできるため、傷ができている筋線維部分を補修しようと結合組織がどんどんと増えていき、線維化してしまうということです。筋線維は太くなり強くなりますが、筋肉は硬くなるといえます。トレーニング後のストレッチやマッサージが大切トレーニングなどの運動を行った後に何もせずにいることは良くありません。疲れを取りやすくするためにも、筋肉を硬くさせないためにも、ストレッチやマッサージなどで筋肉をケアすることが大切です。トレーニング後に筋肉のケアをすばやく行うことで、筋肉の回復を早められます。筋肉の回復を早めると次のトレーニング時に疲れが残らないので、最高のパフォーマンスでトレーニングを行えるというわけです。激しいトレーニングを行った後にそのままでいると、誰でも筋肉痛になることでしょう。そして、この筋肉痛が残ったままトレーニングを行うと、どんどん結合組織が増えてくる可能性があるため注意が必要です。 筋肉は硬い方がいいのかやわらかい方がいいのかこれは「やわらかい方がいい」ということには間違いないのですが、やわらかい筋肉でなければ質が悪いのかと言いうとこれはちょっと違います。実は、多くのアスリートの筋肉は基本的にはやわらかいのです。試合直後やトレーニング直後でパンプアップした筋肉は硬い状態になります。どんな優れたアスリートでも、運動直後の筋肉は硬いのが当たり前なのです。しかし、前述したようにストレッチやマッサージでしっかりと疲労をとると硬かった筋肉もしっかりとやわらかくなっているのです。これらのことから、基本的な筋肉の硬さはやわらかい方が良いということがいえます。ボディークライブは、プロのトレーナーが執筆・監修した確かな情報だけをお届けします。ダイエットに悩んでいる方、ボディメイクが好きな方、健康な生活を送りたい方必見!