腸ってすごい働き者!腸を動かすことでトレーニング効果倍増!
私たち人間の体の中にはさまざまな臓器があります。この臓器をしっかり動かすことで、トレーニングの効果を上げることができることをご存じでしょうか?
現時点でしっかりと臓器を動かせていますか?お疲れ臓器になっていませんか?
こんな状態でトレーニングを行っても残念ながら効果は半減!ひとつひとつの臓器を動かし、トレーニングの効果をもっと上げるのが美しい体を手に入れる近道です。
今回は、臓器の中でも特に表面的にも現れやすい「腸」に注目してみましょう。
Contents
おなかの中、どうなっていますか?
腸は医学的にいうと、約10個のパーツに分類することができます。たとえば「小腸」「大腸」という言葉は聞いたことがあると思いますが、実はこれらの中でもさらに細かく分けることができます。
- 小腸:十二指腸・空腸・回腸
- 大腸:盲腸・虫垂・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸
聞いたことがないパーツもあるかもしれませんが、どれもこれも腸なのです。
さてこんなにもパーツが多い腸ですが、不調を起こす原因になるのはこの腸の悪い動きによるものが多いのです。なぜ腸の動きによって不調になるか…それは「腸がさまざまな器官に分かれ、多くの仕事を引き受けているから」なのです。
恐るべき腸の力…。一刻も早く本来の良い動きに戻したいですよね。腸の動きをよくするためにも、腸のことを少し知ってみましょう。
腸の働きは大きく分けて2つあります。
① 消化・分泌の仕事をする「小腸」
まずは「小腸」です。小腸は、前述したように十二指腸・空腸・回腸の3つのパーツからなっています。小腸は効率よく消化をするために、この3つのパーツを昼夜問わずに常に働かせています。小腸は体の中でも最も長い臓器と言われていて、全長なんと約6~7mにもなります。
小腸の仕事は、「胃から送られてきた食べ物の栄養を消化吸収する」ことです。
この仕事をこなすために、小腸ではさまざまな消化酵素が分泌されています。
② 排泄物の運搬を行う「大腸」
次に大腸ですが、小腸に続いている臓器で右下から右上、左上から左下へと時計回りにカーブを描くようにおなかの中に配置されています。
大腸の長さは、約1.5~2mと小腸よりもかなり短い臓器になります。この中に「盲腸」「虫垂」「上行結腸」「横行結腸」「下行結腸」「S状結腸」「直腸」と7つに分かれています。直腸の後には肛門に続き栄養素がもうなくなっているカスを排泄するという仕組みです。
大腸の仕事は、「消化吸収された食べかすを便にしながら肛門へ運ぶ」ことです。食べかすがは運ばれてくると、大腸全体がグニグニと動き始めます。
小腸は栄養を吸収、大腸はカスを排泄と仕事が完全に分かれているため構造も大きくことなっています。
腸の働きを細かく知ろう
腸の大まかな働きを紹介しましたが、ここではもっと細かく説明していきます。
小腸について
十二指腸:小腸の入り口で後に続く腸のために、多くの消化液やホルモンを分泌しています。しかし、真面目に働きすぎるためにストレスに弱いのが傷です。
空腸:吸収が得意な腸です。栄養を吸収する効率が小腸の中でずば抜けて高く、あまり空腸で食べ物が止まっていることがありません。
回腸:回腸の名前は、うねうねしているその形からつけられています。回腸には、「バイエル板」という免疫の大元の指令所があり、体全体の免疫の60~70%がここに集まっています。
大腸について
盲腸・虫垂:「盲腸」の先端には約6~8cmの長さの虫垂がついています。なのでこの盲腸と虫垂の2つはセットで考えてください。実はこの器官、謎が多くまだ解明されていない部位なのです。リンパ組織が集まって、生体を守る働きをしている器官だと考えられていますが実際にはそれが正しいのかまでは確認できていないのです。
上行結腸:腸の中で一番の力がある器官です。回腸までで吸収されなかった食べカスを押し上げる力があります。しかし、その分負担も大きく、上行結腸がんに侵されている人も増えています。
横行結腸:上行結腸に対して、横行結腸は食べカスを右から左に流す部位で、あまり大きな働きはありません。両端は固定されたつり橋のような見た目で、もっとも垂れやすい腸なのです。
下行結腸:上行結腸、横行結腸に続き下行結腸は、上から流れてきたものを流すだけの横行結腸よりもさらに働きが少ない腸です。「今から食べ物や食べカスを流す」という指示があるまでは働くことはほとんどしません。「水分吸収」などの最低限の働きのみの器官です。
S状結腸:下行結腸から流れてきた食べカスの速度をコントロールしたり、一時的に溜めておくための腸です。なんとこぶし大の大きさまで便をためてしまうこともあります。
直腸:S状結腸と同じく便をためることもしますが、おしりの割れ目の上にある「排便神経」と連携し便意を操る腸の最後の器官になります。
これらの腸は互いに働く部分が異なりますので、うまく協力することで「栄養吸収」や「不要な物の排泄」がスムーズにいくのですが、残念ながらそう簡単にはいきません。とくに腸が垂れてしまっている時にはさらに連携がとれなくなってしまうのです。
腸の連携が悪くなると体が下がる⁈
多くの器官を持ち合わせている腸の中でも、特に横行結腸と下行結腸の連携が悪いと体にとって非常に良くない状態になります。横行結腸と下行結腸のつなぎ目はカーブになっているのですが、連携がうまくいかなくなると体のたれの原因になることもあります。
スムーズに流れるべきの食べカスが、なぜかここのつなぎ目で止まってしまったり詰まってしまうことが非常に多くあるのです。このカーブで食べカスが詰まりやすいのはなぜなのでしょうか?
それは、「横行結腸と下行結腸があまり働き者ではなく、うまく連携していないこと」が原因と考えられます。ここのカーブが汚れて詰まってくると、腸全体に「たれ」が及んでしまいます。腸のたれを引き起こすということは、体全体のたれをも引き起こします。
逆にいうと、このカーブを綺麗にすることで、呼吸が深くなり、胸郭のかたさがとれて、胸も自然と上向きになるので女性にとってはバストアップという嬉しい効果もあるのです。
このように、腸が汚れたり詰まったりすると体のたれも引き起こしますしもともとの腸の働きも100%の力で行うことができなくなってしまいます。腸をしっかりと動かすことで、体の中から綺麗になることができます。体の中を綺麗にすると、外側にも自然と現れてきます。逆に、腸が汚れているとせっかくのトレーニング効果が下がってし今います。腸を綺麗にしてトレーニングの効果をしっかりと体に伝えるようにしましょう!
http://bodyke-live.com/tips/hard-worker-intestine-training-double-effect/http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2017/12/patrick-hendry-45138-e1513001133226-1024x641.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2017/12/patrick-hendry-45138-e1513001133226-150x150.jpg豆知識私たち人間の体の中にはさまざまな臓器があります。この臓器をしっかり動かすことで、トレーニングの効果を上げることができることをご存じでしょうか?現時点でしっかりと臓器を動かせていますか?お疲れ臓器になっていませんか?こんな状態でトレーニングを行っても残念ながら効果は半減!ひとつひとつの臓器を動かし、トレーニングの効果をもっと上げるのが美しい体を手に入れる近道です。今回は、臓器の中でも特に表面的にも現れやすい「腸」に注目してみましょう。おなかの中、どうなっていますか?腸は医学的にいうと、約10個のパーツに分類することができます。たとえば「小腸」「大腸」という言葉は聞いたことがあると思いますが、実はこれらの中でもさらに細かく分けることができます。小腸:十二指腸・空腸・回腸大腸:盲腸・虫垂・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸聞いたことがないパーツもあるかもしれませんが、どれもこれも腸なのです。さてこんなにもパーツが多い腸ですが、不調を起こす原因になるのはこの腸の悪い動きによるものが多いのです。なぜ腸の動きによって不調になるか…それは「腸がさまざまな器官に分かれ、多くの仕事を引き受けているから」なのです。恐るべき腸の力…。一刻も早く本来の良い動きに戻したいですよね。腸の動きをよくするためにも、腸のことを少し知ってみましょう。腸の働きは大きく分けて2つあります。① 消化・分泌の仕事をする「小腸」まずは「小腸」です。小腸は、前述したように十二指腸・空腸・回腸の3つのパーツからなっています。小腸は効率よく消化をするために、この3つのパーツを昼夜問わずに常に働かせています。小腸は体の中でも最も長い臓器と言われていて、全長なんと約6~7mにもなります。小腸の仕事は、「胃から送られてきた食べ物の栄養を消化吸収する」ことです。この仕事をこなすために、小腸ではさまざまな消化酵素が分泌されています。② 排泄物の運搬を行う「大腸」次に大腸ですが、小腸に続いている臓器で右下から右上、左上から左下へと時計回りにカーブを描くようにおなかの中に配置されています。大腸の長さは、約1.5~2mと小腸よりもかなり短い臓器になります。この中に「盲腸」「虫垂」「上行結腸」「横行結腸」「下行結腸」「S状結腸」「直腸」と7つに分かれています。直腸の後には肛門に続き栄養素がもうなくなっているカスを排泄するという仕組みです。大腸の仕事は、「消化吸収された食べかすを便にしながら肛門へ運ぶ」ことです。食べかすがは運ばれてくると、大腸全体がグニグニと動き始めます。小腸は栄養を吸収、大腸はカスを排泄と仕事が完全に分かれているため構造も大きくことなっています。 腸の働きを細かく知ろう腸の大まかな働きを紹介しましたが、ここではもっと細かく説明していきます。小腸について十二指腸:小腸の入り口で後に続く腸のために、多くの消化液やホルモンを分泌しています。しかし、真面目に働きすぎるためにストレスに弱いのが傷です。空腸:吸収が得意な腸です。栄養を吸収する効率が小腸の中でずば抜けて高く、あまり空腸で食べ物が止まっていることがありません。回腸:回腸の名前は、うねうねしているその形からつけられています。回腸には、「バイエル板」という免疫の大元の指令所があり、体全体の免疫の60~70%がここに集まっています。大腸について盲腸・虫垂:「盲腸」の先端には約6~8cmの長さの虫垂がついています。なのでこの盲腸と虫垂の2つはセットで考えてください。実はこの器官、謎が多くまだ解明されていない部位なのです。リンパ組織が集まって、生体を守る働きをしている器官だと考えられていますが実際にはそれが正しいのかまでは確認できていないのです。上行結腸:腸の中で一番の力がある器官です。回腸までで吸収されなかった食べカスを押し上げる力があります。しかし、その分負担も大きく、上行結腸がんに侵されている人も増えています。横行結腸:上行結腸に対して、横行結腸は食べカスを右から左に流す部位で、あまり大きな働きはありません。両端は固定されたつり橋のような見た目で、もっとも垂れやすい腸なのです。下行結腸:上行結腸、横行結腸に続き下行結腸は、上から流れてきたものを流すだけの横行結腸よりもさらに働きが少ない腸です。「今から食べ物や食べカスを流す」という指示があるまでは働くことはほとんどしません。「水分吸収」などの最低限の働きのみの器官です。S状結腸:下行結腸から流れてきた食べカスの速度をコントロールしたり、一時的に溜めておくための腸です。なんとこぶし大の大きさまで便をためてしまうこともあります。直腸:S状結腸と同じく便をためることもしますが、おしりの割れ目の上にある「排便神経」と連携し便意を操る腸の最後の器官になります。 これらの腸は互いに働く部分が異なりますので、うまく協力することで「栄養吸収」や「不要な物の排泄」がスムーズにいくのですが、残念ながらそう簡単にはいきません。とくに腸が垂れてしまっている時にはさらに連携がとれなくなってしまうのです。 腸の連携が悪くなると体が下がる⁈多くの器官を持ち合わせている腸の中でも、特に横行結腸と下行結腸の連携が悪いと体にとって非常に良くない状態になります。横行結腸と下行結腸のつなぎ目はカーブになっているのですが、連携がうまくいかなくなると体のたれの原因になることもあります。スムーズに流れるべきの食べカスが、なぜかここのつなぎ目で止まってしまったり詰まってしまうことが非常に多くあるのです。このカーブで食べカスが詰まりやすいのはなぜなのでしょうか?それは、「横行結腸と下行結腸があまり働き者ではなく、うまく連携していないこと」が原因と考えられます。ここのカーブが汚れて詰まってくると、腸全体に「たれ」が及んでしまいます。腸のたれを引き起こすということは、体全体のたれをも引き起こします。逆にいうと、このカーブを綺麗にすることで、呼吸が深くなり、胸郭のかたさがとれて、胸も自然と上向きになるので女性にとってはバストアップという嬉しい効果もあるのです。このように、腸が汚れたり詰まったりすると体のたれも引き起こしますしもともとの腸の働きも100%の力で行うことができなくなってしまいます。腸をしっかりと動かすことで、体の中から綺麗になることができます。体の中を綺麗にすると、外側にも自然と現れてきます。逆に、腸が汚れているとせっかくのトレーニング効果が下がってし今います。腸を綺麗にしてトレーニングの効果をしっかりと体に伝えるようにしましょう!BodykeLIVE kumi.fukagawa@example.comEditorBodykeLIVE