まずい?粉っぽい?そんな常識はもう古い!プロテインにまつわるQ&A
こんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。
トレーニングを行う人にとって、プロテインは必需品であると言えるほど身近な食品ですが、トレーニングを始める前はプロテインと聞くとどのようなイメージを持っていましたか?
おそらく、多くの人が
- 「まずい」
- 「粉っぽい」
- 「たくさん飲まなくては意味がない」
- 「太ってしまう」
といったような、マイナスイメージを持っていたのではないでしょうか?
今プロテインを飲んでいる人は大笑いしてしまいそうな話なのですが、まだまだ世間にはこういった良くないイメージがあるプロテインです…。
本当は栄養満点で、ダイエットにもおすすめのプロテインですからぜひこの機会に今のプロテインの良さをもっと知っていきましょう!
なぜプロテインがおいしくなかったのか
昔のプロテインは実際のところ…おいしくなかったそうです(笑)
しかし、最近のプロテインのおいしさと言ったらそれはもう!糖質は控えめなのにちゃんと味があっておいしい、栄養満点なパーフェクトな食品に進化しています。
なぜ昔はおいしくなかったのでしょうか?
成長に伴う味覚の違い?
いえいえ、そんなことはありません。
実際に今のプロテインは昔に比べておいしくなったのです。
ではなぜ以前のプロテインがおいしく感じられなかったのかの原因に迫ってみましょう。
フレーバーの種類がなかった
プロテインがおいしくないというのは各メーカーの悩みの種でもあり、尽力をそそいできた問題です。
そこで現在発売されているプロテインは、おいしいと感じてもらうためのさまざまな味付けがされていて、飲みやすく感じるものも多く出てきています。
しかし、今現在もフレーバー加工がされていないナチュラルなプロテインも売られており、それを飲むと「飲みにくい」「おいしくない」という感想を述べる人もいます。
これこそが、フレーバーがたくさんなかったナチュラルなプロテインを飲んでいた頃の味のおいしくないというイメージですね。
当時のプロテインを飲んでいた人は、プロテイン=まずいという方程式が頭の中に残ってしまっているのかもしれません。
粉っぽい
プロテインはどのように飲んでいますか?
多くの人は、水で溶かしたり牛乳で溶かしたりして飲んでいることでしょう。
プロテインにはパウダータイプのもの、タブレットタイプのもの、ドリンクタイプなど形状はさまざまです。その中でもよく見かけるのはパウダータイプのプロテインだと思います。
パウダータイプのプロテインはタブレットタイプのプロテインよりも吸収効率が良く栄養価も高いため、さまざまなシーンで選ばれる種類です。
しかし、水や牛乳に溶かしても溶け切っていないことがあり、だまっぽいまま飲むことになり、この粉っぽさが苦手だという人が少なくありません。
味だけならば、鼻をつまんで一気に飲むという強硬手段も取れますが(だめですよ!)
しかし、粉っぽさは鼻をつまんだところで取れません。この粉っぽさがおいしくないという気持ちにさせてしまうとも言えます。
自分の味覚に合わなかった
プロテインじゃなくてもあり得る話ですので、これはわかりやすいかもしれません。
本当に飲んでみないことにはわからないのですが、人によって同じプロテインでもおいしいと感じる人もいれば、まずいと感じる人もいます。
なかなかプロテインを味見できる場所というのはありませんが、自分の味覚に合うプロテインを見つけるというのは大事なことです。
毎日のように飲むものだからこそ、おいしいものを飲みたいですよね。
「プロテインはまずいもの…」と決めつけずに、自分の味覚に合うものを探していきましょう!
フレーバー次第なところもありますが、同じフレーバーでもメーカーによって少しずつ味は違いますよ。
海外のものよりは日本のメーカーの方が日本人の口に合うとも言いますが、必要な栄養素と見比べて、決めていきましょう。
おいしいプロテインの飲み方はたくさんある!
プロテイン自体昔に比べるとかなり味が改善されおいしいものになっていますが、それでもおいしくないと感じる人ももちろんいます。
そしてその理由については人それぞれありますが、それでもプロテインを飲み続けるならばできるだけおいしい飲み方になるように工夫してみましょう!
粉っぽさが気になるならば
プロテインを購入し、水や牛乳に溶かしてみたものの粉っぽさが残ってしまい苦手だなと感じる人の場合は「スムージー」のようにして飲むのがおすすめです。
- 果物・氷・ヨーグルト・はちみつなどのスムージーに使用する食べ物を用意します。
- ①の材料をすべてミキサーにいれて混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせた②にプロテインを入れてさらに混ぜます。
これだけで出来上がり!
ミキサーやブレンダーさえあれば簡単にできちゃうスムージー。
もともとスムージーはドロっとしたシェイクのようなものですが、その中にプロテインを入れることで簡単に豊富な栄養を取ることができます。
プロテインの味が味覚に合わない時
プロテインに興味を持ち、これなら大丈夫だろうと購入してみたものの飲んでみたら自分の味覚には合わない時もあるでしょう。
しかし、合わないからと言って捨てるのはもったいないですし、無理して飲むのも嫌ですよね。
プロテインの基本的な飲み方としては「水もしくは牛乳に溶かしてください」と書いてあるので、おそらく誰もが水か牛乳に溶かしていると思いますが、この方法は味覚に合っているプロテインでないとなかなかきついものがあるのです。
そこでおすすめな方法としては「濃い味の飲み物に混ぜる」ということです。
実は、プロテインは何に溶かしても栄養素が壊れてしまうということはそうそうないので、好きなものに溶かしていいのです。
つまり、オレンジジュースや飲むヨーグルトなどに溶かしても別に問題はありません。
ちなみに、体に浸透しやすいスポーツドリンクを使うとすぐに吸収され、ヨーグルトなどのもったりしたものに溶かすと吸収スピードは抑えられます。
もしダイエットを目的としてプロテインを飲むのであれば、吸収を遅くして空腹感を抑える後者がおすすめです。
味がしない・おいしくない時
最近のプロテインは多くのフレーバーが発売されていますが、これは「味が変わらないから飽きる」といった声や、「ダイエットでプロテインを飲んでいるものの甘い物の誘惑に負けてしまいそう」という声から、作られてきた企業の努力の結晶なのです。
そこで、購入したプロテインの味がしないという時やおいしくないと感じているならば思い切って別の味のプロテインを購入してしまいましょう!
残ったプロテインはココアパウダーを混ぜたりして味を変えたり、同じダイエット仲間がいるならば交換してみても良いかもですよ。
おいしい物の誘惑に負けそうな時
もしダイエット中で甘い物を禁止しているならば、街中にあふれるおいしいものの誘惑はすさまじいものですよね。
そういったときは、プロテインを飲むのではなく思い切って食べ物に変えてしまいましょう!
たとえば、和風スイーツでいうと「わらび餅」をプロテインで作ることができるのです。
ドーナツもできちゃいますし、ゼラチンを加えてムースも作れます!
どうしてもプロテインと聞くと飲み物で飲むイメージですが、ダイエットの時に食べたくなるスイーツを作ることもできるので、スイーツをプロテインで作っておいしく食べちゃいましょう!
これならば、栄養素をとることもできますし、本当は食べたいのに我慢しているおやつも食べられるので一石二鳥ですよね。
おいしくプロテインを飲める方法5選
プロテインがおいしくないと感じる人に向けていくつかの方法を紹介いたしましたが、飲み物として飲むのが自分にとって一番効率が良いというのであればその方法を続けていきたいですよね。
そこで、今持っているプロテインをさらにおいしく飲むためのコツを5つ紹介いたしましょう!
はちみつを追加する
はちみつは、天然由来の甘い食べ物のため好きな人も多いと思いますが、実はさまざまなビタミンやアミノ酸を含む滋養強壮にも良いとされるすばらしい食品なのです。
さらに、はちみつに含まれる糖質は吸収効率の良い栄養素のため、運動前のエネルギー補給として摂取するのもおすすめです。
プロテインにはちみつを小さじ1杯程度いれてかき混ぜると、舌触りもよくなり、少し甘めの飲みやすいシェイクが出来上がります。
ヨーグルトを追加する
いつでもスーパーで購入できる身近な食品のヨーグルトですが、たんぱく質が含まれていたりカルシウムが含まれていたりと体づくりには欠かせない食品です。
ヨーグルトは、種類も味も豊富でどんなに好き嫌いがある人でも乳製品さえ大丈夫ならばきっと好みのものが見つかるはず。
飽きてしまったならば味を変えることもできるヨーグルトをプロテインにくわえるだけで、単品でも栄養素が豊富なのにさらに栄養が増えた抜群の食べ物に変身させられます!
プロテインの飲み物にヨーグルトを加えるというよりも、ヨーグルトにプロテインを加えるイメージの方がわかりやすいかもしれませんね。
シナモンを追加する
ドーナツなどのお菓子や飲み物の香りづけとして使用される香辛料のシナモンですが、プロテインに加えるだけでいつもよりもちょっと高級感が上がるプロテインの飲み物を作ることができます(笑)
シナモンでしたら、糖質やカロリーを気にすることもありませんのでダイエットを目的としている人にもおすすめです。
シナモンには、血糖値を下げたり、感染症やウィルスと戦う効果もあり、健康上良い食べ物とされています。
たとえば、トレーニングで体力が落ちてしまったときなどにシナモン入りのプロテインを摂取するのがおすすめです!
バナナを追加する
トレーニングを行う人にも、スポーツを行う人にも手軽にエネルギーが補給できる食品として親しまれるバナナは、単品で食べるのも良いですがプロテインに混ぜるのもおすすめです。
どのような種類のプロテインシェイクでもなめらかな食感にしてくれるとともに、すぐに吸収される炭水化物が含まれているバナナですから、バナナを混ぜ込むことでトレーニング後に飲むプロテインシェイクとして、非常に優れたものであると言えます。
また、バナナにはカリウムというミネラルが豊富に含まれています。
このミネラルは筋肉が正常に働くために大切な栄養素ですので、別に何も入れなくてもプロテインが飲めるという人でも是非とも取り入れていただきたい方法です。
バナナは柔らかいですが、それでもシェイクするだけではなめらかなシェイクにはさすがになりませんので、もしバナナをいれたプロテインシェイクをつくるのであれば、ブレンダーやミキサーを使うと良いでしょう。
ブレンダーボールが入っているボトルを使う
ブレンダーボトルってご存知ですか?普通のプロテインシェイカーに、泡だて器のような役割をする専用のブレンダーボールが入っているボトルのことです。
このブレンダーボールが入っているだけで、溶けにくいプロテインパウダーや追加して入れている材料も素早く混ぜることが可能です。
口当たりもクリーミーになるので、一つもっておくのがおすすめですよ!
プロテインにまつわるQ&A
プロテインについてのあれこれ疑問はあると思いますが、特に世間で多く言われる疑問についてまとめてみました。
Q:アスリートを目指す子供には必須?
A:×
スポーツを行う子供にとって、さまざまな栄養素がとれるプロテインは非常に良い栄養補給サプリメントと言えます。
しかし、あくまでもプロテインは補助的な立ち位置で使うものであり、食事から栄養素をとるのが基本ルールです。
アスリートを目指してスポーツを行うような運動量の多い子供は、一般の子供に比べてカルシウム・鉄・ビタミンが少ない傾向にあります。
そこで、不足しがちな栄養素を補うためにプロテインを活用するのがベストであり絶対飲まなくてはいけないものという認識は違うということを知っておきましょう。
Q:プロテインを飲むと筋肉がムキムキになる?
A:×
プロテインに含まれるたんぱく質は、確かに筋肉の材料になります。
しかし、プロテインを飲むだけで筋肉がムキムキになるかといったらそうではありません。そんなものがあるならば、ボディビルダーは苦労して筋肉を鍛えたりしないですよね(笑)
あくまでも栄養素の補給であり、プロテインを飲んだだけでムキムキになるということはないので安心してください。
Q:身長が急激に伸びた子供がプロテインを飲むのは身長が伸びるのを止めてしまうって本当?
A:×
プロテインが身長を伸ばすことを止めてしまうということはありません。
骨の成長期に一気に筋肉をつけることにより身長が伸びづらくなるということはありますが、その原因がプロテインにあるということではないのです。
しかし、身長が伸びる頃というのは運動量が増えたり体に必要な栄養素が増えた時ですので、より多くの栄養素を補給するためにもプロテインを使用するというのは良い使い方だと言えます。
Q:プロテインにはカルシウムやビタミンなどの栄養素が含まれている?
A:〇
大人用のプロテインにもカルシウムやビタミンは含まれていますが主な栄養素はたんぱく質です。
しかし、ジュニアプロテインはたんぱく質を大人用に比べて抑えめにしてカルシウムやビタミン類の栄養素が豊富に含まれています。
牛乳と一緒に飲むことでさらにカルシウムの補給ができます。
Q:プロテインには年齢制限がある?
A:△
いないとは思いますが、乳幼児には飲ませないようにしてほしいので念のため△にしましたが、基本的には小さなお子様でもプロテインは飲むことができます。
乳製品が苦手というお子様や、アレルギーがある場合にはどうしてもカルシウムやたんぱく質が不足しがちになりますので、ジュニアプロテインで補給するのもおすすめです。
※アレルギーの場合は、医師に相談してからにしましょう。
Q:プロテインは飲んでも太らない?
A:〇
これは何回かお話ししていますが、プロテインが直接の原因となって太ることはありません。
プロテインのエネルギーはたかが知れています。(種類にもよるので何kcalとは一概には言えません)
プロテインよりも、ついついつまんでしまうお菓子や清涼飲料水の方がよっぽど糖質が含まれてエネルギーも多いので注意が必要です。
Q:プロテインを溶かす牛乳や水は温めても大丈夫?
A:〇
温度によって食感が変わるものもありますが、基本的にホットにしてもアイスでもプロテインの質に問題はありません。
ただし、熱すぎる温度ですとたんぱく質は固まる傾向がありますので、ぬるいくらいの温度が良いでしょう。
Q:プロテインは毎日飲むべき?
A:×
プロテインはあくまでも補助的な食品です。基本的な栄養補給は、食事からとりましょう。食事で1日に必要な栄養素をきちんと摂取できているならばプロテインを飲む必要はありません。
しかし、なかなか必要な栄養素すべてを取ろうとしても簡単にはとれないのが事実。
栄養が不足しているときや、トレーニング後にはプロテインで不足した栄養素を補うのが良いでしょう。
まとめ
今回は、プロテインについて詳しく紹介していきました。トレーニングを続けていく人にとってプロテインは身近なアイテムです。
現状おいしく飲めているならば問題はないのですが、もしも自分には合わないかも?と感じているならば、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。
おいしく栄養を摂取して、より一層うつくしい体づくりに注力していきましょう!
http://bodyke-live.com/supplement/q-a-about-the-protein/http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2018/03/food-truck-2553919_1920-e1520340514634-1024x641.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2018/03/food-truck-2553919_1920-e1520340514634-150x150.jpgダイエット筋トレ初心者食事サプリメントこんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。トレーニングを行う人にとって、プロテインは必需品であると言えるほど身近な食品ですが、トレーニングを始める前はプロテインと聞くとどのようなイメージを持っていましたか?おそらく、多くの人が「まずい」 「粉っぽい」 「たくさん飲まなくては意味がない」 「太ってしまう」といったような、マイナスイメージを持っていたのではないでしょうか?今プロテインを飲んでいる人は大笑いしてしまいそうな話なのですが、まだまだ世間にはこういった良くないイメージがあるプロテインです…。本当は栄養満点で、ダイエットにもおすすめのプロテインですからぜひこの機会に今のプロテインの良さをもっと知っていきましょう!なぜプロテインがおいしくなかったのか昔のプロテインは実際のところ…おいしくなかったそうです(笑)しかし、最近のプロテインのおいしさと言ったらそれはもう!糖質は控えめなのにちゃんと味があっておいしい、栄養満点なパーフェクトな食品に進化しています。なぜ昔はおいしくなかったのでしょうか?成長に伴う味覚の違い?いえいえ、そんなことはありません。実際に今のプロテインは昔に比べておいしくなったのです。ではなぜ以前のプロテインがおいしく感じられなかったのかの原因に迫ってみましょう。 フレーバーの種類がなかったプロテインがおいしくないというのは各メーカーの悩みの種でもあり、尽力をそそいできた問題です。そこで現在発売されているプロテインは、おいしいと感じてもらうためのさまざまな味付けがされていて、飲みやすく感じるものも多く出てきています。しかし、今現在もフレーバー加工がされていないナチュラルなプロテインも売られており、それを飲むと「飲みにくい」「おいしくない」という感想を述べる人もいます。これこそが、フレーバーがたくさんなかったナチュラルなプロテインを飲んでいた頃の味のおいしくないというイメージですね。当時のプロテインを飲んでいた人は、プロテイン=まずいという方程式が頭の中に残ってしまっているのかもしれません。 粉っぽいプロテインはどのように飲んでいますか?多くの人は、水で溶かしたり牛乳で溶かしたりして飲んでいることでしょう。プロテインにはパウダータイプのもの、タブレットタイプのもの、ドリンクタイプなど形状はさまざまです。その中でもよく見かけるのはパウダータイプのプロテインだと思います。パウダータイプのプロテインはタブレットタイプのプロテインよりも吸収効率が良く栄養価も高いため、さまざまなシーンで選ばれる種類です。しかし、水や牛乳に溶かしても溶け切っていないことがあり、だまっぽいまま飲むことになり、この粉っぽさが苦手だという人が少なくありません。味だけならば、鼻をつまんで一気に飲むという強硬手段も取れますが(だめですよ!)しかし、粉っぽさは鼻をつまんだところで取れません。この粉っぽさがおいしくないという気持ちにさせてしまうとも言えます。 自分の味覚に合わなかったプロテインじゃなくてもあり得る話ですので、これはわかりやすいかもしれません。本当に飲んでみないことにはわからないのですが、人によって同じプロテインでもおいしいと感じる人もいれば、まずいと感じる人もいます。なかなかプロテインを味見できる場所というのはありませんが、自分の味覚に合うプロテインを見つけるというのは大事なことです。毎日のように飲むものだからこそ、おいしいものを飲みたいですよね。「プロテインはまずいもの…」と決めつけずに、自分の味覚に合うものを探していきましょう!フレーバー次第なところもありますが、同じフレーバーでもメーカーによって少しずつ味は違いますよ。海外のものよりは日本のメーカーの方が日本人の口に合うとも言いますが、必要な栄養素と見比べて、決めていきましょう。 おいしいプロテインの飲み方はたくさんある!プロテイン自体昔に比べるとかなり味が改善されおいしいものになっていますが、それでもおいしくないと感じる人ももちろんいます。そしてその理由については人それぞれありますが、それでもプロテインを飲み続けるならばできるだけおいしい飲み方になるように工夫してみましょう! 粉っぽさが気になるならばプロテインを購入し、水や牛乳に溶かしてみたものの粉っぽさが残ってしまい苦手だなと感じる人の場合は「スムージー」のようにして飲むのがおすすめです。果物・氷・ヨーグルト・はちみつなどのスムージーに使用する食べ物を用意します。 ①の材料をすべてミキサーにいれて混ぜ合わせます。 混ぜ合わせた②にプロテインを入れてさらに混ぜます。これだけで出来上がり!ミキサーやブレンダーさえあれば簡単にできちゃうスムージー。もともとスムージーはドロっとしたシェイクのようなものですが、その中にプロテインを入れることで簡単に豊富な栄養を取ることができます。 プロテインの味が味覚に合わない時プロテインに興味を持ち、これなら大丈夫だろうと購入してみたものの飲んでみたら自分の味覚には合わない時もあるでしょう。しかし、合わないからと言って捨てるのはもったいないですし、無理して飲むのも嫌ですよね。プロテインの基本的な飲み方としては「水もしくは牛乳に溶かしてください」と書いてあるので、おそらく誰もが水か牛乳に溶かしていると思いますが、この方法は味覚に合っているプロテインでないとなかなかきついものがあるのです。そこでおすすめな方法としては「濃い味の飲み物に混ぜる」ということです。実は、プロテインは何に溶かしても栄養素が壊れてしまうということはそうそうないので、好きなものに溶かしていいのです。つまり、オレンジジュースや飲むヨーグルトなどに溶かしても別に問題はありません。ちなみに、体に浸透しやすいスポーツドリンクを使うとすぐに吸収され、ヨーグルトなどのもったりしたものに溶かすと吸収スピードは抑えられます。もしダイエットを目的としてプロテインを飲むのであれば、吸収を遅くして空腹感を抑える後者がおすすめです。 味がしない・おいしくない時最近のプロテインは多くのフレーバーが発売されていますが、これは「味が変わらないから飽きる」といった声や、「ダイエットでプロテインを飲んでいるものの甘い物の誘惑に負けてしまいそう」という声から、作られてきた企業の努力の結晶なのです。そこで、購入したプロテインの味がしないという時やおいしくないと感じているならば思い切って別の味のプロテインを購入してしまいましょう!残ったプロテインはココアパウダーを混ぜたりして味を変えたり、同じダイエット仲間がいるならば交換してみても良いかもですよ。 おいしい物の誘惑に負けそうな時もしダイエット中で甘い物を禁止しているならば、街中にあふれるおいしいものの誘惑はすさまじいものですよね。そういったときは、プロテインを飲むのではなく思い切って食べ物に変えてしまいましょう!たとえば、和風スイーツでいうと「わらび餅」をプロテインで作ることができるのです。ドーナツもできちゃいますし、ゼラチンを加えてムースも作れます!どうしてもプロテインと聞くと飲み物で飲むイメージですが、ダイエットの時に食べたくなるスイーツを作ることもできるので、スイーツをプロテインで作っておいしく食べちゃいましょう!これならば、栄養素をとることもできますし、本当は食べたいのに我慢しているおやつも食べられるので一石二鳥ですよね。 おいしくプロテインを飲める方法5選プロテインがおいしくないと感じる人に向けていくつかの方法を紹介いたしましたが、飲み物として飲むのが自分にとって一番効率が良いというのであればその方法を続けていきたいですよね。そこで、今持っているプロテインをさらにおいしく飲むためのコツを5つ紹介いたしましょう!はちみつを追加するはちみつは、天然由来の甘い食べ物のため好きな人も多いと思いますが、実はさまざまなビタミンやアミノ酸を含む滋養強壮にも良いとされるすばらしい食品なのです。さらに、はちみつに含まれる糖質は吸収効率の良い栄養素のため、運動前のエネルギー補給として摂取するのもおすすめです。プロテインにはちみつを小さじ1杯程度いれてかき混ぜると、舌触りもよくなり、少し甘めの飲みやすいシェイクが出来上がります。 ヨーグルトを追加するいつでもスーパーで購入できる身近な食品のヨーグルトですが、たんぱく質が含まれていたりカルシウムが含まれていたりと体づくりには欠かせない食品です。ヨーグルトは、種類も味も豊富でどんなに好き嫌いがある人でも乳製品さえ大丈夫ならばきっと好みのものが見つかるはず。飽きてしまったならば味を変えることもできるヨーグルトをプロテインにくわえるだけで、単品でも栄養素が豊富なのにさらに栄養が増えた抜群の食べ物に変身させられます!プロテインの飲み物にヨーグルトを加えるというよりも、ヨーグルトにプロテインを加えるイメージの方がわかりやすいかもしれませんね。 シナモンを追加するドーナツなどのお菓子や飲み物の香りづけとして使用される香辛料のシナモンですが、プロテインに加えるだけでいつもよりもちょっと高級感が上がるプロテインの飲み物を作ることができます(笑)シナモンでしたら、糖質やカロリーを気にすることもありませんのでダイエットを目的としている人にもおすすめです。シナモンには、血糖値を下げたり、感染症やウィルスと戦う効果もあり、健康上良い食べ物とされています。たとえば、トレーニングで体力が落ちてしまったときなどにシナモン入りのプロテインを摂取するのがおすすめです! バナナを追加するトレーニングを行う人にも、スポーツを行う人にも手軽にエネルギーが補給できる食品として親しまれるバナナは、単品で食べるのも良いですがプロテインに混ぜるのもおすすめです。どのような種類のプロテインシェイクでもなめらかな食感にしてくれるとともに、すぐに吸収される炭水化物が含まれているバナナですから、バナナを混ぜ込むことでトレーニング後に飲むプロテインシェイクとして、非常に優れたものであると言えます。また、バナナにはカリウムというミネラルが豊富に含まれています。このミネラルは筋肉が正常に働くために大切な栄養素ですので、別に何も入れなくてもプロテインが飲めるという人でも是非とも取り入れていただきたい方法です。バナナは柔らかいですが、それでもシェイクするだけではなめらかなシェイクにはさすがになりませんので、もしバナナをいれたプロテインシェイクをつくるのであれば、ブレンダーやミキサーを使うと良いでしょう。 ブレンダーボールが入っているボトルを使うブレンダーボトルってご存知ですか?普通のプロテインシェイカーに、泡だて器のような役割をする専用のブレンダーボールが入っているボトルのことです。このブレンダーボールが入っているだけで、溶けにくいプロテインパウダーや追加して入れている材料も素早く混ぜることが可能です。口当たりもクリーミーになるので、一つもっておくのがおすすめですよ! プロテインにまつわるQ&Aプロテインについてのあれこれ疑問はあると思いますが、特に世間で多く言われる疑問についてまとめてみました。Q:アスリートを目指す子供には必須?A:×スポーツを行う子供にとって、さまざまな栄養素がとれるプロテインは非常に良い栄養補給サプリメントと言えます。しかし、あくまでもプロテインは補助的な立ち位置で使うものであり、食事から栄養素をとるのが基本ルールです。アスリートを目指してスポーツを行うような運動量の多い子供は、一般の子供に比べてカルシウム・鉄・ビタミンが少ない傾向にあります。そこで、不足しがちな栄養素を補うためにプロテインを活用するのがベストであり絶対飲まなくてはいけないものという認識は違うということを知っておきましょう。 Q:プロテインを飲むと筋肉がムキムキになる?A:×プロテインに含まれるたんぱく質は、確かに筋肉の材料になります。しかし、プロテインを飲むだけで筋肉がムキムキになるかといったらそうではありません。そんなものがあるならば、ボディビルダーは苦労して筋肉を鍛えたりしないですよね(笑)あくまでも栄養素の補給であり、プロテインを飲んだだけでムキムキになるということはないので安心してください。 Q:身長が急激に伸びた子供がプロテインを飲むのは身長が伸びるのを止めてしまうって本当?A:×プロテインが身長を伸ばすことを止めてしまうということはありません。骨の成長期に一気に筋肉をつけることにより身長が伸びづらくなるということはありますが、その原因がプロテインにあるということではないのです。しかし、身長が伸びる頃というのは運動量が増えたり体に必要な栄養素が増えた時ですので、より多くの栄養素を補給するためにもプロテインを使用するというのは良い使い方だと言えます。 Q:プロテインにはカルシウムやビタミンなどの栄養素が含まれている?A:〇大人用のプロテインにもカルシウムやビタミンは含まれていますが主な栄養素はたんぱく質です。しかし、ジュニアプロテインはたんぱく質を大人用に比べて抑えめにしてカルシウムやビタミン類の栄養素が豊富に含まれています。牛乳と一緒に飲むことでさらにカルシウムの補給ができます。 Q:プロテインには年齢制限がある?A:△いないとは思いますが、乳幼児には飲ませないようにしてほしいので念のため△にしましたが、基本的には小さなお子様でもプロテインは飲むことができます。乳製品が苦手というお子様や、アレルギーがある場合にはどうしてもカルシウムやたんぱく質が不足しがちになりますので、ジュニアプロテインで補給するのもおすすめです。※アレルギーの場合は、医師に相談してからにしましょう。 Q:プロテインは飲んでも太らない?A:〇これは何回かお話ししていますが、プロテインが直接の原因となって太ることはありません。プロテインのエネルギーはたかが知れています。(種類にもよるので何kcalとは一概には言えません)プロテインよりも、ついついつまんでしまうお菓子や清涼飲料水の方がよっぽど糖質が含まれてエネルギーも多いので注意が必要です。 Q:プロテインを溶かす牛乳や水は温めても大丈夫?A:〇温度によって食感が変わるものもありますが、基本的にホットにしてもアイスでもプロテインの質に問題はありません。ただし、熱すぎる温度ですとたんぱく質は固まる傾向がありますので、ぬるいくらいの温度が良いでしょう。 Q:プロテインは毎日飲むべき?A:×プロテインはあくまでも補助的な食品です。基本的な栄養補給は、食事からとりましょう。食事で1日に必要な栄養素をきちんと摂取できているならばプロテインを飲む必要はありません。しかし、なかなか必要な栄養素すべてを取ろうとしても簡単にはとれないのが事実。栄養が不足しているときや、トレーニング後にはプロテインで不足した栄養素を補うのが良いでしょう。 まとめ今回は、プロテインについて詳しく紹介していきました。トレーニングを続けていく人にとってプロテインは身近なアイテムです。現状おいしく飲めているならば問題はないのですが、もしも自分には合わないかも?と感じているならば、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。おいしく栄養を摂取して、より一層うつくしい体づくりに注力していきましょう!BodykeLIVE kumi.fukagawa@example.comEditorBodykeLIVE