朝食

私たちは1日3食を基本に食べている人が多いと思います。もちろんその間には間食があったりすることもあるでしょう。しかし、基本的には朝食・昼食・夕食の3食ですよね。

この3食のご飯ですが、メニューを決める時にどのように決めていますか?

  • 食べたいものを食べる
  • 野菜を多めに食べる
  • 冷蔵庫に合った食材から決める

など、曽於ときのメニューの決め方は人それぞれでしょう。しかし、実はいつものご飯にはびっくりするようなアブラの量が含まれていることがあります。

今回は、いつものご飯にどのくらい油が潜んでいるのか見ていきましょう。

1日の油脂適正量はおよそ55g

一般的な男性の場合ですが、今よりもちょっと痩せたいと考えている場合1日の摂取エネルギー量は2000キロカロリーを目安とするのが良いでしょう。

厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準」では、このうちの20~30%を脂質で賄うことということが記されています。というのも、脂質は細胞膜やホルモンの主要な材料であり、食事制限中でも必要不可欠なのです。

2000キロカロリーのうち、25%の脂質と考えるとおよそ55g分が1日に摂っていい適正油の量です。大さじ4.5杯分と考えると「そんなに油を摂ることなんてない」と思いがちですが、実はそんなことはありません。

調理油だけが油脂でなく、ランチにもおやつにもおつまみにも。とにかく油は身の回りにたっぷりと隠れています。実は55gはよっぽど注意しなくてはすぐに超えてしまう量なのです。

今の食事がどのくらいの油の量になっているのかチェックしてみましょう。

 

外食が多めになるランチは要チェック!

外回りが多い仕事をされている人は、毎日お弁当を持って行くということは難しいでしょう。つい外食が多くなるランチは定番メニューから差し替えを検討するのがベストです。食べることが多いメニューをちょっと紹介いたします。

チキン南蛮定食:58.6g⇒親子丼:21.6g

鶏もも肉1枚に衣をタップリつけて揚げて甘辛いソース、さらにタルタルソースというおいしさの塊の定食ですが、アブラの塊でもあります。なんと1日の適正量を1食で超えてしまうというモンスター級。

同じ鶏料理のランチメニューならば、親子丼にすることで半分にできます。

デミグラスソースのオムライス:55.0g⇒オムライス:35.0g

嫌いな人はほぼいないというオムライス。オムライス自体にはそこまで油脂の量は多くないのですが、かけるソースによって油脂の量は全く異なります。

デミグラスソースには油脂がたっぷり。ただのケチャップならば20gも減らせます。

ハンバーグ:53.9g⇒ローストビーフ丼:37.2g

え?ローストビーフ丼って油脂が少ないの?と逆に思う人もいるかもしれません。肉の中でも赤身は他の部位に比べて油の量は少ないのです。

逆にハンバーグに使われる合いびき肉には、隠れた油がたっぷり。

サバの塩焼き定食:37.6g⇒鉄火丼:2.6g

青魚に含まれているオメガ3系の脂は体に良いということで選ばれることが多いサバの塩焼き定食ですが、隠れ油が意外と多いのです。オメガ3系の脂を摂るならば、マグロがおすすめ。あっさりとした鉄火丼で一気に油をカットしましょう。

ビーフカレー:30.1g⇒キーマカレー:19.4g

カレーは油が多いという知識はあるものの、どうしても食べたいということもあるでしょう。そんな時に覚えておきたいのが、ビーフとチキンは油が多め。というのも、具材に比べてカレールーの量が多いのです。

ルーからカレーを作ったことがある人は知っているでしょう。ルーには油がたっぷり含まれているのです。

 

小腹が空いたからおやつを一口。見た目は小さくても油脂は大きい!

ランチを食べて、仕事や家事をこなしていると夕飯までにちょっとおなかがすきますよね。この時にちょっとつまむのは良いですが、でもちょっと待って!

そのおやつ、油の量気にしてみません?

シュークリーム:16g

甘いカスタードクリームが入ったシュークリームはみんな大好きなおやつ。でもこれがすごい量の油を含んでいるのです。なんと1つで16g。ボリュームもありますが、油のボリュームもちょっと…気を付けましょう。

ポテトチップス:21.6g

甘くないから大丈夫?そんなことありません。ポテトチップスは薄くて軽いですが、60gの小さい袋でも含まれる油量はなんと21.6gと3分の1を超えてきます。できるだけ避けましょう。

クルミ10粒:55g

健康志向の人はおやつとして食べていることも多いかもしれません。実はこのクルミ、10粒食べるとなんと55gの油脂量になるのです。食べ過ぎには注意ですね。

 

そのおつまみ大丈夫?

トレーニング中やダイエット中はできるだけお酒は控えるのがベスト。しかし接待や同窓会などどうしても参加する飲み会もあるでしょう。そんな時に一緒に食べるお酒のおとものおつまみ。相手に気付かれないように油脂が少ないメニューに変えてしまいましょう。

冷ややっこ木綿:6.6g⇒冷ややっこ絹ごし4.9g(各3分の1丁)

豆腐に油⁈うそでしょ?と思う人もいるかもしれません。実は油含まれているのです。そして、木綿と絹、絹の方が少ないという事実、驚きですよね。

たかだか1g。されど1g。塵も積もれば山となるです。

シメサバ:9.7g⇒タコのお刺身:0.6g(各80g)

定番のお刺身。シメサバというとちょっとすっぱくてお酒に合う!しかし、意外にも油脂量は多いのです。同じ量のお刺身を食べるのならば、ゆでタコを選びましょう。

エビのかき揚げ:18.1g⇒エビの天ぷら:9.3g(各100g)

ダイエットの天敵揚げ物…。しかし飲み会だと絶対に頼む人がいて、目にするとついつい食べたくなってしまう曲者です。しかし、ちょっと気を付けていると意外と怖いものではありません。

細かく切って野菜と混ぜて揚げるかき揚げは油の量がどどーんとたっぷり!丸ごと揚げるエビの天ぷらならば半分の油で済むのです。

ポテトサラダ:10.4g⇒じゃこと水菜のサラダ(各100g)

サラダといってもポテトサラダは油脂量たっぷり!マヨネーズにまみれているのですもの、当たり前ですよね。サラダを選ぶのならば、あっさりさっぱりをノンオイルのドレッシングで食べましょう。

 

どうしてもカップ麺を食べなくてはいけない時は…

時間が無くてご飯を作れない時、疲れてしまって何もしたくない時。誰だってあります。そんなときに手にしがちのカップ麺ですが、脂質の量に気を付けてみてください。

同じ量でも、一方は25g、もう一方は8gという時があります。この差は、麺の製法によるものです。麺を140~150度の油で揚げて乾燥させるフライ麺がカップ麺の基本ですが、健康志向のブームにより、熱風乾燥をさせるノンフライ麺のカップ麺が増えてきています。

フライ麺は香ばしくてまったりした味わい、ノンフライ麺はあっさりさっぱりした味わい。少し味に違いが出ますが、油の量を考えると選びたいのはノンフライ麺です。

「今日はもう何もしない!カップ麺を食べてやる!」なんてときも、ちょっとだけ裏の表示を確認してから購入するのがおすすめですよ。

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