サンドウィッチ

こんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。

美しいラインを手に入れたい、若い頃のような体になりたい。という気持ちでダイエットやトレーニングを始める人は少なくありません。

とくに、学生の頃は細かったのに社会人になってから太ってしまったという人ほどやせたいという気持ちは大きいようです。

若いころは動きがかろやかだったのに、年齢を重ねるにつれてなんだか体が重くなっている気がする。

運動をせず、ただなんとなく食事をして何となく過ごしている…そんな生活を続けていたならば当たり前なのです。

  • 自分が細い時を知っているからこそ、太ってしまった自分が嫌になる。
  • 健康で体が動きやすかった時があるからこそ、今の重い自分が嫌になる。

これは、多くの人が持っている悩みなのです。ではこの悩みはどうやって解決すればいいのでしょうか⁈解決できるのでしょうか⁈

もちろん解決できます。そのカギは「食べ方」にあるのです。今回は、ちょっと変えるだけでやせやすい綺麗な体を作るための食べ方について学んでみましょう。

食べる順番で太り方が違うのはどうして?

ごはん、お肉、野菜、お漬物。このような食事メニューが出てきたとしたら何から食べ始めますか?

ごはんを一口、お肉から、野菜から。何から食べ始めるかというのは人それぞれですよね。

しかし、ダイエットを考えている人ならば食事の内容だけではなく食べる順番も大事なのです。

私たち人間に備わっている消化・吸収のシステムを考えるならば、まずは繊維質が多く含まれている野菜から。

そして次に消化に時間のかかるたんぱく質、最後に糖質を食べるという順番を守ることにより血糖値の上昇が緩やかに抑えられます。

野菜類には血糖値が上がるものはほとんどありません。

しかし、根菜や甘いトマトは血糖値が上がるので少し注意が必要です。実は肉も魚も、血糖値はそれほど上がらないのです。

しかも、消化には時間がかかるため、このようなものが先に胃の中に入っていることで、その上にごはんなどの糖質が加わっても、急激に血糖値が上がるということがないのです。

たとえば、お昼ご飯などで定食を食べる機会があると思いますが、定食ならばまずは付け合わせのサラダや小鉢などの野菜類から食べ始め、次に肉や魚を食べてそのあとにご飯という順番で食べるようにしましょう。

これならば血糖値を抑えることができます。

もしも、ごはんを勢いよく食べてしまうと、一気に血糖値が上昇してしまい、最終的に同じものを食べていたのにもかかわらず、肥満になりやすい食べ方になってしまいます。

 

ちょこちょこ食いは太りにくい

基本的に私たちの食事というと1日3食という人が多いでしょう。しかし、別に3食にしなくてはいけないとは決まっていません。

ではなぜ「1日3食食べるというのが基本」となっているかというと、昔からの文化ですよね(笑)朝起きてご飯を食べる、学校ならば授業を受けて仕事ならば午前中仕事をして、休憩の昼ご飯。そして午後も授業や仕事をして帰ってから夜ご飯。

これが一番効率的な食べ方なのでしょう。

しかし、やせたいという人は食べる回数も気にすると肥満の度合いが変わっていきます

もしも1日に食べる量がきまっているとしたならば、できるだけ多数回に分けて食べると血糖値が大きく上がらずにインスリンもあまり出ません。そのため太りにくいのです。

ちょっと極端な例ですが、1日に6個のおにぎりを食べるとしましょう。

空腹状態で3個ずつ2回で食べるよりも、2時間おきに1個ずつ食べた方が太らないのです。

食事の回数を減らしてダイエットを行うという人がいますが、もしも1日3食食べていたのを2食にしたことでやせたというのであれば、これは回数の問題ではなく、1日に食べる総量が減ったからでしょう。1日に食べる量を減らすということは、当然ですがダイエットにつながります。しかし、必要なエネルギーが十分にとれているのかは不安になります。

食べるということは幸せに感じる人が多くいますので、もしも3食を2食にするということができるならばこれはかなり強い意志がある人だといえます。

そこで、2食にするのではなく、3回4回と食事の回数を分けることに注力してみましょう。

もし食事の回数を増やせたならば、やせやすい体質になるだけではなく、血糖値が安定することで1日のパフォーマンスがぐっとアップします

また、「朝食を抜いたら体調が良くなった」という人もいるようですが、こういう人は夜遅くに夕飯や夜食を食べている可能性が高いです。

前日の食事が消化されずに残っているからこそ、朝食を食べると気分が悪くなってしまうのです。しっかりと消化した状態で朝を迎えた人が

朝食を抜いてしまったらエネルギーになるものがありませんので、ごはんを食べるまではずっと生気のないような顔になってしまうでしょう。

極端すぎる人は、「太ってきたから断食をしてみよう!」なんてこともありえます。確かに断食は体重は落ちますが、血糖値を激しく変動させることになりますので、長期的にみると健康的なやせ方ではありません

毎日の食生活では、血糖値の揺れ幅をなるべく少なくすることが重要です。

おなかが減るまで食べない→おなかがすいたからいっぱい食べる

これは今すぐやめてください!1回の食事量を減らして、その分食事の回数を増やして食べることを心がけましょう。

 

糖質ほぼゼロの海藻やキノコは食物繊維が豊富な素敵な食材!

糖質が太りやすい原因になっていることはすでにお伝えしていますが、糖質を少なくするということはどうしても食べても良い食事が少なくなってしまいます。

そんな美しい体を目指す人の強い味方が「海藻」と「キノコ」です。

海藻やキノコは、健康に欠かせないビタミンやミネラルが豊富な食材ですが、糖質はほぼ含まれていないというパーフェクト食材なのです。

たとえば、メカブ・モズク・マッシュルーム・まいたけは糖質ゼロです。ワカメ・昆布・しいたけ・なめこは少しは糖質が入っていますがほぼゼロに近い食材です。

昔から、ヒジキを食べると髪の毛が増えるというように言われているように、海藻類を食べると、髪の毛や肌に良いので積極的に食べることをおすすめします。

また、キノコには免疫力をアップする効果があると言われています。免疫力をアップするということは、病気にかかりにくい健康な体が作れるということです。

トレーニングをするうえでも、健康な体でないと力強いしっかりとした運動ができません。

また、海藻やキノコ類には食物繊維が多く含まれています。

食物繊維は便秘を防いだり、大腸がんの予防にもなりますし、塩分や食品添加物などを体外に排出する役割もあるのです。

そして、腸内細菌のバランスも整えてくれるというおまけつき!

食物繊維が豊富ということは、消化に時間がかかります。つまり、そのあとに摂取した食べ物の吸収を遅くしてくれるので、糖質が多いごはんを食べる前にワカメなどの味噌汁を口にすると太りにくくなるのです。

海藻やキノコを使った小鉢があるならばごはんの前に食べるのがベストです。

 

シナモンは肥満防止にも美容にもおすすめな食材

シナモンは、クスノキ科の常緑樹の樹皮をはぎ取ったものから作られているスパイスですが、

このシナモンに含まれる「プロアントシアニジン」という成分に血糖値降下作用があることがわかっています。

血糖値を下げるということは、肥満を防ぐということにつながります。

また、シナモンには老化を防ぐための抗酸化作用や殺菌作用、血行促進作用といった、健康や美容に良い作用が豊富にあります。

これらのことからシナモンは優れた食品であることは間違いないので是非これからの食事に取り入れてください。しかし、その中でもパンやお菓子といった糖質が多いものは避けましょう。シナモンをスパイスとして料理に使ったり、コーヒーや紅茶の味付けに使用するのがおすすめです。

 

たんぱく質をしっかりとるとおなかは満足する

ごはんやパンなどの糖質を減らすと、「なんだかおなかが空いたな…。」という状態が続いてしまいます。しかし、たんぱく質が豊富なおかずを食べていればおなかは満足するのです。

また、たんぱく質は血肉をつくる重要な栄養素ですので、糖質制限を行う時にはたんぱく質を上手にとることが大切といえます。

基本的に、肉や魚、卵のような動物性食品はたんぱく質の塊であるといえます。

しかし、加工してあるソーセージなどは添加物に発がん性物質が含まれていることがあるので、できるだけ避けましょう。

また、肉や魚だけを食べ続けているとコレステロールが上がってしまいます。

おすすめなのは豆腐などの大豆食品です。大豆に限らず、豆類は優れた植物性たんぱく質ですので、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を半々くらいにバランスよく取り入れるのがベストです。

 

水は1日2リットル以上飲むのが良い

綺麗な体を作りたいと願っているならば、「質のいい水をたくさん飲む」ことを心がけてください。

1日に2リットルは飲むのがおすすめです。2リットルというと、大きなペットボトル1本ですので「そんなに飲むの⁈」と驚く人も少なくないでしょう。

しかし、この大量の水を飲むことにはしっかりとした意味があるのです。

水をたくさん飲むと、単純に血中の糖の濃度が薄まります。糖の濃度が薄まるということは、血糖値が下がるということ。

糖尿病の患者さんは「すぐにのどが渇く」という人が多いのですが、これは上がった血糖値を下げようとする体の仕組みからくるものです。

血糖値が上がりすぎないようにすることが肥満防止につながりますので、水をたくさん飲んで血糖値を抑えるということは肥満を遠ざけるという大きな意味をもつのです。

また、健康のためにも、水をたくさん飲んで代謝を促すのが良いでしょう。

細胞の代謝には必ず水が必要になりますが、このときに使用される水は古い汚れた水よりも新鮮で綺麗な水の方が良いので、水を積極的に飲むことで代謝の際に使う水を綺麗なものにできるというわけです。

もしも便秘気味という人は、水の中でも硬水を選んで飲むと効果がありますので、飲む水の硬度を確かめてみると良いでしょう。

 

やせると言われている食材って実際のところどうなの?

世の中には「これを食べているとやせやすい」と言われる食材が様々あります。それらすべてが本当にやせやすい食材なのかというと…残念ながらすべてが本当ではありません。

しかし、実際にやせやすい体を作るのにぴったりな食材があるのも事実です。

たとえば、「オリーブオイル」です。やせやすいというよりも、美容にいいという口コミのほうが聞いたことがあるかもしれませんね。

オリーブオイルは、糖質と一緒にとると血糖値を抑えるという効果が確認できています。

健常者を対象にした研究で、「パンのみを食べた場合」「バターを塗ったパンを食べた場合」「コーンオイルを塗ってパンを食べた場合」の血糖値の変化を調べたものがあります。

この研究により、パンを単独で食べると30分後に急激に血糖値が上昇しているのに対して、何かしらの油と一緒にパンを食べた場合、血糖値の上昇が緩やかになるという研究結果が出たのです。

このことから、糖質を単独で摂取するよりも脂肪を一緒にとったほうが太りにくいということが判明しました。

とくに、油の中でもオリーブオイルの効果は高いのです。

高GI食と低GI食のそれぞれを、不飽和脂肪酸であるエキストラバージンオイルを加えたケースと飽和脂肪酸であるバターを加えたケース、ローファットにしたケースの3パターンで食後の血糖値がどのように変化するかを調べた研究があります。

この研究で、高GI食において、オリーブオイルを加えた時に、食後の血糖値が低く抑えられることが判明しました。

これらの結果から、「オリーブオイルはやせやすい食材である」ということが言えるでしょう。

また、お酒好きな人ならば「白ワイン」もやせるという話を聞いたことがあるかもしれません。

これもれっきとした研究結果によるものなのですが、「パンだけを食べた場合」「ビールと一緒にパンを食べた場合」「ワインと一緒にパンを食べた場合」の血糖値とインスリン量の変化を調べた研究があります。

この研究では、パンだけを食べた人が最も太りやすく、お酒の中でも糖質が多いビールを一緒に飲んだ人が次に太りやすいという結果が出ています。

とくに白ワインには酒石酸が豊富なためとくにやせやすいのです。

といっても、白ワインにも糖質がたっぷりの甘いタイプがあります。これを飲んでしまっては決してやせられません。お酒を飲むならばワインを選び、その中でも辛口を選ぶことがやせやすい体をつくる秘訣といえるでしょう。

 

グルテンフリーは無糖質ではない

最近、「グルテンフリー」をうたう食品が増えていますが、このグルテンを糖質のことだと勘違いしてしまっている人が多いようです。

グルテンは、小麦に含まれるたんぱく質の一種です。糖質でもなければ小麦全体のことでもありません。

そもそも、なぜこのような食品が生まれたのかというと、小麦に含まれるこのたんぱく質自体にアレルギーを起こす人が増えているため、グルテンを避けるために生まれたのがグルテンフリーの食材です。

しかし、グルテンのアレルギーを避けると考えると、グルテンフリーの食材をわざわざ選んで食べるよりも、小麦粉を使ったパンやパスタを避けた方が手っ取り早いため、糖質の代表格であるこれらの食材を食べなくなります。

そうすると結果的に糖質摂取量が減ってやせることがあるので、グルテンフリーはやせるための食材だと勘違いする人がいるようです。

グルテンフリー=グルテンを含んでいないだけであり、小麦粉の代わりに米粉などの糖質を用いているものが多いため、たくさん食べれば太ります。グルテンフリーは無糖質なわけではないということを覚えておきましょう。

 

部分痩せも部分太りも医学的にありえない

糖質制限で体重を落とすと、全体的にやせるということは必然的に起こることです。といっても、これはどんなダイエットでも同じことがいえます。

全体的にやせていくということはできますが、おなかだけをへこませたり、二の腕だけを細くするといった都合の良い「部分痩せ」は医学的に考えるとあり得ないのです。逆にいうと「部分太り」も起こりません。では、「おなかばかりが膨らむ人」は、なぜなのかというと、内臓周りに脂肪がつきやすくなっているだけなのです。

こういった人が一度やせ始めるとそこから脂肪も落ちていくため、結果的におなかはへこみます。

部分痩せも部分太りもどこかの企業が言い始めた何かの商品を売れさせるためのキャッチコピーなのでしょう。

といっても、しっかりと一部分を重点的にトレーニングをすれば、その部分からやせさせることは可能です。気になる部分がある人は、トレーナーにご相談ください。

 

まとめ

「若いころには少し運動すればすぐにやせたのに、なかなか体重が落ちない。」という人は少なくありません。これは基礎代謝が落ちているからなのです。若いころはただ生きているだけでも脂肪は燃えていたのにという人も、年齢とともにその力は失われていきます…。

基礎代謝が落ちている状態でも、若いころと同じような食生活をしていたら確実に太ることは間違いありません

。糖質の制限や管理は簡単にできることではないですが、年齢を重ねるほど糖質と食物の食べ方が重要になっていきます。

やせたい人も健康的な体を手に入れたい人も、今後の食事についてしっかりと考えていきましょう。

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健康で体が動きやすかった時があるからこそ、今の重い自分が嫌になる。これは、多くの人が持っている悩みなのです。ではこの悩みはどうやって解決すればいいのでしょうか⁈解決できるのでしょうか⁈もちろん解決できます。そのカギは「食べ方」にあるのです。今回は、ちょっと変えるだけでやせやすい綺麗な体を作るための食べ方について学んでみましょう。食べる順番で太り方が違うのはどうして?ごはん、お肉、野菜、お漬物。このような食事メニューが出てきたとしたら何から食べ始めますか?ごはんを一口、お肉から、野菜から。何から食べ始めるかというのは人それぞれですよね。しかし、ダイエットを考えている人ならば食事の内容だけではなく食べる順番も大事なのです。私たち人間に備わっている消化・吸収のシステムを考えるならば、まずは繊維質が多く含まれている野菜から。そして次に消化に時間のかかるたんぱく質、最後に糖質を食べるという順番を守ることにより血糖値の上昇が緩やかに抑えられます。野菜類には血糖値が上がるものはほとんどありません。しかし、根菜や甘いトマトは血糖値が上がるので少し注意が必要です。実は肉も魚も、血糖値はそれほど上がらないのです。しかも、消化には時間がかかるため、このようなものが先に胃の中に入っていることで、その上にごはんなどの糖質が加わっても、急激に血糖値が上がるということがないのです。たとえば、お昼ご飯などで定食を食べる機会があると思いますが、定食ならばまずは付け合わせのサラダや小鉢などの野菜類から食べ始め、次に肉や魚を食べてそのあとにご飯という順番で食べるようにしましょう。これならば血糖値を抑えることができます。もしも、ごはんを勢いよく食べてしまうと、一気に血糖値が上昇してしまい、最終的に同じものを食べていたのにもかかわらず、肥満になりやすい食べ方になってしまいます。 ちょこちょこ食いは太りにくい基本的に私たちの食事というと1日3食という人が多いでしょう。しかし、別に3食にしなくてはいけないとは決まっていません。ではなぜ「1日3食食べるというのが基本」となっているかというと、昔からの文化ですよね(笑)朝起きてご飯を食べる、学校ならば授業を受けて仕事ならば午前中仕事をして、休憩の昼ご飯。そして午後も授業や仕事をして帰ってから夜ご飯。これが一番効率的な食べ方なのでしょう。しかし、やせたいという人は食べる回数も気にすると肥満の度合いが変わっていきます。もしも1日に食べる量がきまっているとしたならば、できるだけ多数回に分けて食べると血糖値が大きく上がらずにインスリンもあまり出ません。そのため太りにくいのです。ちょっと極端な例ですが、1日に6個のおにぎりを食べるとしましょう。空腹状態で3個ずつ2回で食べるよりも、2時間おきに1個ずつ食べた方が太らないのです。食事の回数を減らしてダイエットを行うという人がいますが、もしも1日3食食べていたのを2食にしたことでやせたというのであれば、これは回数の問題ではなく、1日に食べる総量が減ったからでしょう。1日に食べる量を減らすということは、当然ですがダイエットにつながります。しかし、必要なエネルギーが十分にとれているのかは不安になります。食べるということは幸せに感じる人が多くいますので、もしも3食を2食にするということができるならばこれはかなり強い意志がある人だといえます。そこで、2食にするのではなく、3回4回と食事の回数を分けることに注力してみましょう。もし食事の回数を増やせたならば、やせやすい体質になるだけではなく、血糖値が安定することで1日のパフォーマンスがぐっとアップします。また、「朝食を抜いたら体調が良くなった」という人もいるようですが、こういう人は夜遅くに夕飯や夜食を食べている可能性が高いです。前日の食事が消化されずに残っているからこそ、朝食を食べると気分が悪くなってしまうのです。しっかりと消化した状態で朝を迎えた人が朝食を抜いてしまったらエネルギーになるものがありませんので、ごはんを食べるまではずっと生気のないような顔になってしまうでしょう。極端すぎる人は、「太ってきたから断食をしてみよう!」なんてこともありえます。確かに断食は体重は落ちますが、血糖値を激しく変動させることになりますので、長期的にみると健康的なやせ方ではありません。毎日の食生活では、血糖値の揺れ幅をなるべく少なくすることが重要です。おなかが減るまで食べない→おなかがすいたからいっぱい食べるこれは今すぐやめてください!1回の食事量を減らして、その分食事の回数を増やして食べることを心がけましょう。 糖質ほぼゼロの海藻やキノコは食物繊維が豊富な素敵な食材!糖質が太りやすい原因になっていることはすでにお伝えしていますが、糖質を少なくするということはどうしても食べても良い食事が少なくなってしまいます。そんな美しい体を目指す人の強い味方が「海藻」と「キノコ」です。海藻やキノコは、健康に欠かせないビタミンやミネラルが豊富な食材ですが、糖質はほぼ含まれていないというパーフェクト食材なのです。たとえば、メカブ・モズク・マッシュルーム・まいたけは糖質ゼロです。ワカメ・昆布・しいたけ・なめこは少しは糖質が入っていますがほぼゼロに近い食材です。昔から、ヒジキを食べると髪の毛が増えるというように言われているように、海藻類を食べると、髪の毛や肌に良いので積極的に食べることをおすすめします。また、キノコには免疫力をアップする効果があると言われています。免疫力をアップするということは、病気にかかりにくい健康な体が作れるということです。トレーニングをするうえでも、健康な体でないと力強いしっかりとした運動ができません。また、海藻やキノコ類には食物繊維が多く含まれています。食物繊維は便秘を防いだり、大腸がんの予防にもなりますし、塩分や食品添加物などを体外に排出する役割もあるのです。そして、腸内細菌のバランスも整えてくれるというおまけつき!食物繊維が豊富ということは、消化に時間がかかります。つまり、そのあとに摂取した食べ物の吸収を遅くしてくれるので、糖質が多いごはんを食べる前にワカメなどの味噌汁を口にすると太りにくくなるのです。海藻やキノコを使った小鉢があるならばごはんの前に食べるのがベストです。 シナモンは肥満防止にも美容にもおすすめな食材シナモンは、クスノキ科の常緑樹の樹皮をはぎ取ったものから作られているスパイスですが、このシナモンに含まれる「プロアントシアニジン」という成分に血糖値降下作用があることがわかっています。血糖値を下げるということは、肥満を防ぐということにつながります。また、シナモンには老化を防ぐための抗酸化作用や殺菌作用、血行促進作用といった、健康や美容に良い作用が豊富にあります。これらのことからシナモンは優れた食品であることは間違いないので是非これからの食事に取り入れてください。しかし、その中でもパンやお菓子といった糖質が多いものは避けましょう。シナモンをスパイスとして料理に使ったり、コーヒーや紅茶の味付けに使用するのがおすすめです。 たんぱく質をしっかりとるとおなかは満足するごはんやパンなどの糖質を減らすと、「なんだかおなかが空いたな…。」という状態が続いてしまいます。しかし、たんぱく質が豊富なおかずを食べていればおなかは満足するのです。また、たんぱく質は血肉をつくる重要な栄養素ですので、糖質制限を行う時にはたんぱく質を上手にとることが大切といえます。基本的に、肉や魚、卵のような動物性食品はたんぱく質の塊であるといえます。しかし、加工してあるソーセージなどは添加物に発がん性物質が含まれていることがあるので、できるだけ避けましょう。また、肉や魚だけを食べ続けているとコレステロールが上がってしまいます。おすすめなのは豆腐などの大豆食品です。大豆に限らず、豆類は優れた植物性たんぱく質ですので、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を半々くらいにバランスよく取り入れるのがベストです。 水は1日2リットル以上飲むのが良い綺麗な体を作りたいと願っているならば、「質のいい水をたくさん飲む」ことを心がけてください。1日に2リットルは飲むのがおすすめです。2リットルというと、大きなペットボトル1本ですので「そんなに飲むの⁈」と驚く人も少なくないでしょう。しかし、この大量の水を飲むことにはしっかりとした意味があるのです。水をたくさん飲むと、単純に血中の糖の濃度が薄まります。糖の濃度が薄まるということは、血糖値が下がるということ。糖尿病の患者さんは「すぐにのどが渇く」という人が多いのですが、これは上がった血糖値を下げようとする体の仕組みからくるものです。血糖値が上がりすぎないようにすることが肥満防止につながりますので、水をたくさん飲んで血糖値を抑えるということは肥満を遠ざけるという大きな意味をもつのです。また、健康のためにも、水をたくさん飲んで代謝を促すのが良いでしょう。細胞の代謝には必ず水が必要になりますが、このときに使用される水は古い汚れた水よりも新鮮で綺麗な水の方が良いので、水を積極的に飲むことで代謝の際に使う水を綺麗なものにできるというわけです。もしも便秘気味という人は、水の中でも硬水を選んで飲むと効果がありますので、飲む水の硬度を確かめてみると良いでしょう。 やせると言われている食材って実際のところどうなの?世の中には「これを食べているとやせやすい」と言われる食材が様々あります。それらすべてが本当にやせやすい食材なのかというと…残念ながらすべてが本当ではありません。しかし、実際にやせやすい体を作るのにぴったりな食材があるのも事実です。たとえば、「オリーブオイル」です。やせやすいというよりも、美容にいいという口コミのほうが聞いたことがあるかもしれませんね。オリーブオイルは、糖質と一緒にとると血糖値を抑えるという効果が確認できています。健常者を対象にした研究で、「パンのみを食べた場合」「バターを塗ったパンを食べた場合」「コーンオイルを塗ってパンを食べた場合」の血糖値の変化を調べたものがあります。この研究により、パンを単独で食べると30分後に急激に血糖値が上昇しているのに対して、何かしらの油と一緒にパンを食べた場合、血糖値の上昇が緩やかになるという研究結果が出たのです。このことから、糖質を単独で摂取するよりも脂肪を一緒にとったほうが太りにくいということが判明しました。とくに、油の中でもオリーブオイルの効果は高いのです。高GI食と低GI食のそれぞれを、不飽和脂肪酸であるエキストラバージンオイルを加えたケースと飽和脂肪酸であるバターを加えたケース、ローファットにしたケースの3パターンで食後の血糖値がどのように変化するかを調べた研究があります。この研究で、高GI食において、オリーブオイルを加えた時に、食後の血糖値が低く抑えられることが判明しました。これらの結果から、「オリーブオイルはやせやすい食材である」ということが言えるでしょう。また、お酒好きな人ならば「白ワイン」もやせるという話を聞いたことがあるかもしれません。これもれっきとした研究結果によるものなのですが、「パンだけを食べた場合」「ビールと一緒にパンを食べた場合」「ワインと一緒にパンを食べた場合」の血糖値とインスリン量の変化を調べた研究があります。この研究では、パンだけを食べた人が最も太りやすく、お酒の中でも糖質が多いビールを一緒に飲んだ人が次に太りやすいという結果が出ています。とくに白ワインには酒石酸が豊富なためとくにやせやすいのです。といっても、白ワインにも糖質がたっぷりの甘いタイプがあります。これを飲んでしまっては決してやせられません。お酒を飲むならばワインを選び、その中でも辛口を選ぶことがやせやすい体をつくる秘訣といえるでしょう。 グルテンフリーは無糖質ではない最近、「グルテンフリー」をうたう食品が増えていますが、このグルテンを糖質のことだと勘違いしてしまっている人が多いようです。グルテンは、小麦に含まれるたんぱく質の一種です。糖質でもなければ小麦全体のことでもありません。そもそも、なぜこのような食品が生まれたのかというと、小麦に含まれるこのたんぱく質自体にアレルギーを起こす人が増えているため、グルテンを避けるために生まれたのがグルテンフリーの食材です。しかし、グルテンのアレルギーを避けると考えると、グルテンフリーの食材をわざわざ選んで食べるよりも、小麦粉を使ったパンやパスタを避けた方が手っ取り早いため、糖質の代表格であるこれらの食材を食べなくなります。そうすると結果的に糖質摂取量が減ってやせることがあるので、グルテンフリーはやせるための食材だと勘違いする人がいるようです。グルテンフリー=グルテンを含んでいないだけであり、小麦粉の代わりに米粉などの糖質を用いているものが多いため、たくさん食べれば太ります。グルテンフリーは無糖質なわけではないということを覚えておきましょう。 部分痩せも部分太りも医学的にありえない糖質制限で体重を落とすと、全体的にやせるということは必然的に起こることです。といっても、これはどんなダイエットでも同じことがいえます。全体的にやせていくということはできますが、おなかだけをへこませたり、二の腕だけを細くするといった都合の良い「部分痩せ」は医学的に考えるとあり得ないのです。逆にいうと「部分太り」も起こりません。では、「おなかばかりが膨らむ人」は、なぜなのかというと、内臓周りに脂肪がつきやすくなっているだけなのです。こういった人が一度やせ始めるとそこから脂肪も落ちていくため、結果的におなかはへこみます。部分痩せも部分太りもどこかの企業が言い始めた何かの商品を売れさせるためのキャッチコピーなのでしょう。といっても、しっかりと一部分を重点的にトレーニングをすれば、その部分からやせさせることは可能です。気になる部分がある人は、トレーナーにご相談ください。 まとめ「若いころには少し運動すればすぐにやせたのに、なかなか体重が落ちない。」という人は少なくありません。これは基礎代謝が落ちているからなのです。若いころはただ生きているだけでも脂肪は燃えていたのにという人も、年齢とともにその力は失われていきます…。基礎代謝が落ちている状態でも、若いころと同じような食生活をしていたら確実に太ることは間違いありません。糖質の制限や管理は簡単にできることではないですが、年齢を重ねるほど糖質と食物の食べ方が重要になっていきます。やせたい人も健康的な体を手に入れたい人も、今後の食事についてしっかりと考えていきましょう。ボディークライブは、プロのトレーナーが執筆・監修した確かな情報だけをお届けします。ダイエットに悩んでいる方、ボディメイクが好きな方、健康な生活を送りたい方必見!