体に良いとされるものも絶対に安心とは言い切れない!−健康を害する危険な食べ物−
こんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。
私たちの周りにはたくさんの食べ物があふれていますよね。
スーパー、コンビニ、デパートなどどこでも食べ物は手に入れることができます。
外食しようとすればどこにでもお店はある世の中です。
右を見ても左を見ても、お惣菜やお菓子など、自分で料理を作らなくとも豊かな食卓ができてしまうほどさまざまな料理が売っています。
しかし、これらの料理は添加物まみれでリスクが高いものもたくさんあるのです。
多くの加工食品には、大量生産可能にするために、油を使うとしてもコーンオイルや大豆油、キャノーラオイルといった、遺伝子組み換え農作物が原料であるものが使われています。
さらには、大量生産を可能にするために、溶剤を使ったりと非常に危険なものまであるのです。
以前にお話ししたことがありますが、体内に毒素をため込むと太りやすくなるだけではなく体を壊してしまいます。
今回は、気づかないうちに太ってしまう食べ物や体を壊してしまう可能性がある危険な食べ物についてご紹介いたします。
Contents
不自然にきれいなままのお弁当やお惣菜は食べる添加物である
スーパーでもコンビニでも加工食品はあふれていますが、これらには多くの食品添加物も含まれています。
食べ物は普通は時間が経つにつれて傷んでしまい、見た目も味も悪くなっていくものです。それなのに、なぜお店に並んでいるお惣菜やお弁当はずっと見た目がきれいなのでしょうか?
いつまでもパンは硬くならないし、野菜は色鮮やかで食感もしっかりとしている…
家で料理を作るとこんなことはないですよね。極端な言い方ではありますが、不自然にきれいなままのお弁当やお惣菜は添加物そのものなのです。
不自然にきれいなままを保っている食品は、不自然なことが行われた結果です。
本来ならば食べ物に含まれているはずがない保存料や酸化防止剤、着色料、安価で質の悪い原料の味をごまかすための化学調味料や香料によって多くの加工食品が不自然に長持ちするように作り替えられているというのが実態です。
さらに言えば、加工食品の原料そのものにも問題はあります。
安価にするためにはひとつの生き物から多くの量をとる必要があります。
そのためには、ホルモン剤や安定剤、抗生物質を投与され、さらには遺伝子組み換え穀類の餌を食べて育った動物たち。
大量の農薬をまかれて育ち、天然の甘みや本来あるはずの栄養が無くなってしまった野菜や穀類。
これらの食物を使って作る加工食品には「おいしい」と思わせるための化学調味料がたっぷりと使われているのです。
このように、粗悪な油や原料を使って作られた料理が「いつでも手に入る食べ物」なのです。
もちろんすべてがこうだとは言いません。
しっかりと原産地がわかっている料理店もありますし、遺伝子組み換えがされたものは使っていない食材などもあります。
しかし、残念ながら安かろう悪かろうが多いのも事実です。
不自然であると感じたならば、できるだけ口にするのはやめておきましょう。
カロリーオフでも肥満になる⁈
スクラロース、サッカリン、エリストールなど人工甘味料が増えていますが、これらの人工甘味料は「カロリーオフ」という点でダイエットをしている人は砂糖代わりに選んでいる傾向があるかもしれません。
しかし、人工甘味料は体の機能を狂わせてしまい、肥満やその他の病気のリスクを高めるということが多くの研究でわかってきています。
たとえば、スクラロースはなんと砂糖の600倍もの甘みをもちながらもゼロカロリーという、ダイエッターにとっては魅力的にみえる甘味料ですが実は非常に怖い物質が含まれているのです。
。スクラロースは砂糖の化学構造の一部を「塩素」で置き換えて製造したものであり、体内で塩素系の毒性物質を発生させます。
そのせいで、腸内にある善玉菌が減ってしまい、悪玉菌がふえてしまうのです。
スクラロースがほぼゼロカロリーであることは間違いありませんが、だからといって太らないというのは消費者の勝手な連想でありそんなことはないのです。
また、サッカリンには「発がん性」があることがわかっています。
それでもいまだに加工食品に使われることもあるのです。少量なら大丈夫?継続して取り入れていれば…怖いですよね。
エリストールという甘味料にも注意が必要です。
エリストール自体は天然の甘味料ですが、エリストールだけでは甘みが不足しているため、アスパルテームあスクラロースなどの人工甘味料が足されていることが多いため、実際エリストールと書かれていても天然の甘味料だけではなくなってしまっているわけです。
ついつい甘みが欲しくなり甘味料を求めてしまうかもしれませんが、ある研究結果によると、ショ糖・フルクトース・サッカリン・アスパルテームなどの精製糖分を制限すると、アディポネクチンという脂肪細胞特有のホルモンが分泌されることがわかってきています。
このアディポネクチンの働きは、食欲を低下させ、痩せ体質になる効果があるのです。
つまり、甘いものが好きな人にとっては苦しいとは思いますが、砂糖を含めて甘い物は極力避けた方がやせやすい体質になれるのです。
以上のことより、低カロリー品やシュガーフリー品だからといって、肥満にならないわけではないということを理解して甘味料を使ってください。
ちなみに、砂糖の代わりに使う甘味料として安心できるものは何かというと、「ステビア」くらいでしょう。ステビアは、天然の甘みをもつハーブの一種で、人工甘味料を足されることなく使うことができますので安心してください。
コーンシロップの減量の大半は遺伝子組み換え農作物
人工乾燥の中でも、コーンシロップはあり得ないほど過剰な糖分が含まれています。「コーン=トウモロコシだから自然で安全な甘味料だろう」と考えるのは間違いです。
コーンシロップに含まれている糖分は、フルクトース(果糖)とブドウ糖なのですが、人工合成されていますので、この2つの成分の比率が不自然になっています。
この、自然界ではありえない不自然な形でできたものが、コーンシロップなのです。
コーンシロップが体内に入ると、過剰なフルクトースが肝臓に入ります。
そこから中性脂肪やコレステロールが作られます。
カロリーゼロ、低カロリーと言われていても、このような甘味料を口にしていたら太ってしまうのも当たり前です。
しかも、エネルギーの製造元であるミトコンドリアは、ブドウ糖を代謝するときよりもずっと手間をかけて果糖を代謝する性質があります。
フルクトースの代謝は、体のエネルギーを奪いながら行われるというわけです。
一見、エネルギーが使われるならばやせられるのでは?
と思うかもしれませんが、そんなことはなく、コーンシロップを摂取すればするほど、フルクトースの代謝のためにエネルギーが無駄づかいされ、その結果疲れやすくなったり臓器の機能が異常な行動を起こしてしまうのです。
さらに、フルクトースの代謝のためにエネルギーが使われると、窒素系の副産物が生まれます。
この副産物はいわば「ゴミ」であり、体にとって何にも良いことはなくむしろ、動脈硬化や通風、肥満の元となってしまうものなのです。
エネルギーの無駄遣いをすることで、腸にも深刻なダメージを与えてしまいます。
フルクトースを代謝させるためにエネルギーを使ったせいで、エネルギー不足になった腸では、以前お話ししたように体に必要なものと不要なものをより分ける関所が正常に働かなくなります。
すると、本来であればその関所で有害物質をせき止められますが、正常に働かないことで逆に有害物質の入り口が腸に作られてしまうのです。
また、ちょっと驚くかもしれませんが、コーンシロップの主原料となるトウモロコシですが、実はほとんどが遺伝子組み換え農作物で作られていると考えられます。
遺伝子組み換え農作物は当たり前ですが腸にダメージを与えます。そしてやはり有害物質の入り口を作ってしまうのです。腸がダメージを受けることで、免疫力も下がってしまうためどんどんと体は疲れていってしまいます。
できるだけコーンシロップは避けてほしいのですが、自分でも気づかないうちにコーンシロップを摂取してしまっている可能性があります。
たとえば、清涼飲料水などの市販の飲料や加工食品のほとんどすべての甘味にはコーンシロップが使われていて、逆に使われていないものを探す方が難しいくらいです。
そして、加工食品の多くには化学調味料もたっぷりと使われています。
つまり、加工食品を食べるとコーンシロップも化学調味料ももれなく取り入れることとなり、体内の炎症や肥満促進という恐怖の出来事が待っているのです。
香料が入っている食べ物に要注意!
「香料」「人工香料」「〇〇フレーバー」加工食品の表示欄には、このような単語がないものはほぼないでしょう(笑)缶コーヒーやお茶、ガム、飴、スナック菓子、パンにクッキーなどなど、香料を使っている加工食品は多数あります。
ほとんどの加工食品に入ってしまっている香料ですが、とっても危険な成分が含まれているのです。
香り成分には、石油を原料としたフタル酸が使われています。
これが体には非常によくない成分なのです。
フタル酸は、プラスチックの可塑剤(かそざい)と呼ばれる化学物質なのですが、とくに香料に使われている場合はたちが悪いのです。
「香りを長持ちさせる、強調させる」ために加工食品に使われる人工香料には、ナノテクノロジーが取り入れられています。
香り成分をナノサイズまで小さくすることで香りが感じやすくなるのです。
この恐ろしさというのは、ナノサイズのため体の組織にも素早く浸透してしまうという点です。
石油を成分とした香料入りの食品を食べるとどんなことが起きるかというと、自分の遺伝子を変えて肥満の原因にしてしまうのです。
研究が進んで人工的に味や香りを作ることができるようになったからこその弊害ですね。
自分で料理をするのではなく何かを購入して食べる場合は、表示をよく見て「香料」の文字を見つけたならば「石油成分だ」と思い出してできるだけ避けるようにしましょう。
病気のリスクを高める精製糖分の恐怖
加工食品には肥満とともに病気リスクを高めるものが含まれています。
このうちの9割が、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養分がそぎ落とされた「精製糖分」。
残りの1割は「トランス脂肪酸」です。
「精製糖分」は、体内に入ると急激に血糖値を上げてしまいます。
体にとって急激に血糖値が上がるというのはよくない状況なのですが、脳は急にエネルギーがみなぎってきたかのような感覚になります。
そのため、ついついさらなる精製糖分を求めるようになってしまうのです。
「疲れた時に甘い物がほしくなる」というのは、体の自然な反応です。
疲れやストレスに対処するために、血糖値を急激に上げる糖分を欲しているからなのです。
しかし、急激に血糖値が上がると、インスリンの働きにより、今度は血糖値が急激に下がります。
すると、血糖値をあげたいという体の反応によりもっと糖分を求めてしまうのです。
このように、「食べると気分がよくなる」精製糖分には、高い中毒性が見られます。
「トランス脂肪酸」とは、植物油の分子構造を人工的に作り替えた油脂のことを言います。
「ファストスプレッド」「ショートニング」「水酸化加工脂肪」とも言います。
トランス脂肪酸は、天然の植物油よりも安く大量に作れ、日持ちが良いため、「大量生産が可能」「食感が長持ちする」といったメリットがあります。加工食品にはほぼ入っていると考えてもいいでしょう。
しかし、トランス脂肪酸にはメリットだけではなくデメリットもあります。
トランス脂肪酸は炎症性で、心臓病や肥満リスクが高まるため、できるだけ避けておきたい物質です。
どうしても甘い物が食べたくなったならば、果実を食べるようにするのをおすすめします。
無農薬や減農薬の果実を丸ごと買ってきて食べてください。果物の自然の甘みをおいしいと感じられるような正常な味覚を取り戻しましょう。
安いお肉は毒まみれ
すべてがそうだとは言い切れませんが、安いお肉には危険が多く潜んでいます。
大量生産することで安価になるお肉は、畜産現場では成長を早めるホルモン剤を使うことが当たり前のことになっています。
もしかすると、餌になる穀物も汚染された土壌で作られたものかもしれません。
汚染された穀物を食べて育つ牛や豚はだんだんと毒が蓄積されてしまうのです。
このような毒素は、油に溶けやすい性質を持っているため、脂肪組織に溜まります。
安い牛や豚の脂身、乳脂肪が多く含まれる牛乳や各種乳製品、鶏の皮にはとくに毒素が蓄えられていると思ってください。
日本ではまだ報告されていませんが、養鶏が盛んな国で太る太らないではなく、男児の胸が女性の乳房のように成長するという事件が多発したというニュースもあります。鶏に投与されたホルモン剤が鶏の脂肪を介して男児の体に溜まってしまい、性ホルモン機能を狂わせたと考えられるでしょう。
また、このようなホルモン剤は、肩や胸のあたりに注射することが多く、脂身は少なくても、肩肉や胸肉は薬物濃度が高い可能性があります。
汚染された穀物を食べる生き物、その生き物を捕食する別の生き物、さらにその生き物を食べる人間…食物連鎖の上位になればなるほど、毒の濃度が高くなってしまうのです。
このことを「生体濃縮」と言います。このピラミッドのトップにいるのが私たち人間です。
安いお肉に潜む危険を知らないまま食べ続けていると知らないうちに高濃度の毒を体内に取り込んでしまっている可能性が高いというわけですね。
これを防ぐためには、どのような場所でどのような物を食べて育った動物の肉なのかをしっかりと吟味して選ぶことが必要です。
このようにして選んだお肉は大量生産ができないため割高に感じることでしょう。
しかし、今食べているものが10年後の自分の体を作ります。今食べているものをしっかり選ぶことで将来の健康度に大きく差が出てくるとわかれば、「体を壊す可能性がある安いお肉」を選ぶということはなくなるでしょう。
体に良いとされる魚も絶対に安心とは言い切れない
天然の魚には、DHAやEPAで知られる良質の油「オメガ3」が豊富で胃もたれがしにくく栄養素も良いというイメージがありますが、絶対に良いとは言い切れないのが現実なのです。
工場から出る産業廃棄物には、ダイオキシンなどの有害物質が含まれています。
その有害物質は適切な処理をされているはずですが、残念ながら完全に排除することはできておらず、河川に流れ出て魚への影響を及ぼしてしまいます。
この時点では工場近くの小さな魚への影響のみですが、前述したように食物連鎖による生体濃縮は魚の汚染でも起こります。
有害物質に汚染された小魚を食べる中型の魚、その魚を餌としている大型の魚といったように、大きな魚になればなるほど有害物質の毒が濃くなっていると考えられるのです。
海洋汚染は少なくなってきてはいるものの、いまだに存在している問題です。魚を食べることは私たちにとって大きなメリットとなりますが、だからといって無条件に魚を選んで食べていると逆にデメリットを多くとりいれることになってしまいます。
それでは、養殖の魚ならば問題ないのか?
というと、生体濃縮は養殖魚でも起こりうる問題です。養殖魚が泳ぐいけすは魚にとっては非常に狭い場所になります。
狭い場所で泳ぐストレスを感じ死んでしまわないように魚に安定剤を投与していることもあるのです。
さらには、市場にでないような魚や遺伝子組み換え食品、抗生剤、ホルモン剤を混ぜた餌を与えて育った魚を食べることで、化学物質を魚と一緒に取り込んでしまうわけです。
料理に使う油を見直そう
普段の料理にはどのような油を使っていますか?
サラダ油、オリーブオイル、ごま油などを使っている人も多いでしょう。
この料理に使う油にも危険が潜んでいますので是非この機会に見直してみてください。
まずは油の製法です。
植物油は本来植物に圧力をかけて搾り取る製法なのですが、ペットボトル入りの安い油は、大量生産するために「ヘキサン」という有機溶剤が使われています。
この工程で、油の分子構造が変わってしまい本来の植物油とは別物になってしまうのです。
こう知ると植物油を使うのはためらってしまいますよね。
油は、昔ながらの「コールドプレス」「低温圧搾」製法で作られたものを選びましょう。
たとえば、「グレープフルーツシードオイル」「ごま油」「オリーブオイル」「ナッツ系オイル」などがおすすめです。
これらは溶剤を使った恐れはなく、原材料から考えても安心できる油です。
その中でも、オーガニック認証がついたものを選ぶと、遺伝子組み換え農作物対策にもなります。
しかし、この中でよく使うであろう「オリーブオイル」は少し注意した方が良い点があります。
エクストラバージンオイルが良いとは聞きますが、実は世界の供給可能量を流通量が上回っているのをご存知でしょうか?
なぜ品切れにならずにいつでも購入できるかというと、低湿な油にオリーブ風の香りをつけたまがい品が混ざっているからなのです。
実際に、イタリアやドイツで行われた抜き打ち検査では、人工香料や人工着色料が使われた油が見つかっているという報告があります。
まがいものを買わないように、オリーブオイルにはお金を惜しまないようにしましょう。
少し高いと感じるかもしれませんが1リットルで1000円程度の値段では危ないかもしれません。
次に気を付けたいのが油が入っている容器です。スーパーなどで購入する油の多くは「ペットボトル」に入って売られていると思います。
ペットボトルの原料であるプラスチックは親油性で油に溶けだします。つまり、油にプラスチックが移ってしまうのです。
缶入りの油もありますが、缶の内側にはプラスチックの一種であるビスフェノールAが塗装されているため、缶入りもおすすめできません。
では何が良いのかというと、「遮光性が高いガラス瓶」が良いです。植物油は、外光を浴びるたびに酸化が進んでいきます。
遮光性のガラス瓶入りを選び、少しでも酸化リスクを避けましょう。
ペットボトル入りの安い油に比べるとどうしても高価なものになってしまいます。
しかし、油というのは毎日の料理で使うものですから、肥満を防ぎ、将来の健康に大きくかかわってくるものだと考えれば…ガラス瓶入りの油を購入するのが良いでしょう。
リスクを減らすために足の数が少ない食べ物を選ぼう
食物連鎖の上位にある生き物ほど毒が濃縮されると話してきましたが、それでは一体何を食べれば安全なのか?
太らないのか?と考えだすと何も食べれなくなってしまいますよね。
何を選べばよいのか迷ってしまったときには、「足の数が少ない食べ物」を選ぶようにしましょう。
たとえば、足が4本ある牛や豚よりは足が2本の鶏を選ぶ。野菜は足とはちょっと違いますが、ブロッコリーやキャベツなどは言ってみれば「1本」ですよね。(ちょっと無理やりですが…)
そして野菜の中でも、ブロッコリーやキャベツといったアブラナ科の野菜には解毒物質の「グルタチオン」がたっぷりと含まれているのでおすすめです。
もちろん、ブロッコリーやキャベツ以外でも、ビタミンなどの栄養素と食物繊維が豊富な野菜はしっかりととっておきたいものです。
この野菜を選ぶ際も、無農薬、無化学肥料、非遺伝子組み換え農作物のものを選んでいきましょう。
さらに言えば、旬の野菜には栄養素がたっぷり含まれていますのでできるだけ旬の野菜を食べるようにしましょう。
また、野菜には農薬が残留しやすいものと残留しにくいものがあります。完全無農薬の野菜だけを食べる生活が難しいという人は、できるだけ農薬が残留しにくい野菜をとるようにしてください。
残留しやすい野菜を食べる際にはしっかりと洗って食べるようにしましょう。
農薬が残留しやすい野菜
- トマト
- 唐辛子
- きゅうり
- セロリ
- ピーマン
- パプリカ
- ほうれん草
- レタス
- じゃがいも
- ケール
これらの野菜を購入する際は、できるだけ無農薬もしくは減農薬栽培のものを探しましょう。
また、青汁にも使われる野菜が多いので、もしも青汁を飲むならば「無農薬」かどうかを確認して飲みましょう。
農薬が残留しにくい野菜
- 玉ねぎ
- 豆類
- アスパラガス
- カリフラワー
- キャベツ
- なす
- きのこ類
どうしても農薬が残留しやすい野菜での無農薬栽培が見つからない場合は、農薬が残留しにくい野菜を選びましょう。
安全な食品の選び方
気づいたら太ってしまっていた、健康を害していたという危険な食品を紹介してきましたが、安全な食品の選び方にはコツがあります。
たとえば「卵」ですが、狭い鶏舎ではなく、平飼いでホルモン剤や抗生剤を投与されていなく、非遺伝子組み換えの餌で育った鶏の卵を選びましょう。
え?そんなのどうやって探すの?
と思った人、結構簡単に見つかるものです。「地鶏」「放し飼い」「ホルモン剤不使用」「抗生物質不使用」といったキーワードで探してみると案外あるものです。
高いデパートだけではなく、スーパーでもこのようなキーワードは見たことがあると思います。
野菜は無農薬か減農薬のもの、魚介類は養殖ではなく天然かつ、汚染されていない地域の浅瀬で捕獲できるものが理想です。
工場排水が流れこんでいる可能性がある海ではリスクが高まりますので、工業地帯や都市部の近海でとれた魚介類はなるべく避けておきましょ
う。
つまり、魚介類は日本海側の漁村の近海でとれたものや、北海道産、アラスカ産といったものを選ぶのがリスクの低い選び方だといえます。
牛や豚の肉は一切食べてはいけないのかというとそんなことはありません。
ホルモン剤や抗生剤、遺伝子組み換え飼料を使わずに放牧された状態で自然の草を食べてそだった牛や豚を選ぶのが理想です。こういった育て方をしている畜産農家は必ず大きくこのことを書いています。
「グラスフェッド」「抗生剤不使用」「ホルモン剤不使用」「非遺伝子組み換え飼料使用」などのキーワードで探してみてください。
また、スーパーでお肉を買うと食品トレイに乗せられた状態で売っていることがほとんどです。
帰宅後にガラス容器に移し替えて保存するのがおすすめです。
なぜかって?
プラスチックの親油性をお忘れなく!
まとめ
今回は、自分でも気づかないうちに太ってしまう食べ物、健康を害してしまう恐れがある食べ物についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
何も知らず購入していたもの、食べていたものが多いのではないでしょうか?
なんでも手に入る世の中ですから食に困ることはありません。
しかしすべてが安全なものではないのです。節約しようとして安いものを選んでしまうと、のちのち自分の体に跳ね返ってきてしまいます。
毎日のように病院通いなんて嫌ですよね?
購入時は少し高いと感じても、そういった食物、調味料を選ぶことで必ず未来の自分の健康につながります。安全な食物、安全な調味料を使って、太りにくい健康な体を作っていきましょう。
http://bodyke-live.com/food/dangerous-food-that-harms-health/http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2018/03/brenan-greene-229561-unsplash-e1521720026327-1024x644.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2018/03/brenan-greene-229561-unsplash-e1521720026327-150x150.jpgダイエット食事基礎知識こんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。私たちの周りにはたくさんの食べ物があふれていますよね。スーパー、コンビニ、デパートなどどこでも食べ物は手に入れることができます。外食しようとすればどこにでもお店はある世の中です。右を見ても左を見ても、お惣菜やお菓子など、自分で料理を作らなくとも豊かな食卓ができてしまうほどさまざまな料理が売っています。しかし、これらの料理は添加物まみれでリスクが高いものもたくさんあるのです。多くの加工食品には、大量生産可能にするために、油を使うとしてもコーンオイルや大豆油、キャノーラオイルといった、遺伝子組み換え農作物が原料であるものが使われています。さらには、大量生産を可能にするために、溶剤を使ったりと非常に危険なものまであるのです。以前にお話ししたことがありますが、体内に毒素をため込むと太りやすくなるだけではなく体を壊してしまいます。今回は、気づかないうちに太ってしまう食べ物や体を壊してしまう可能性がある危険な食べ物についてご紹介いたします。不自然にきれいなままのお弁当やお惣菜は食べる添加物であるスーパーでもコンビニでも加工食品はあふれていますが、これらには多くの食品添加物も含まれています。食べ物は普通は時間が経つにつれて傷んでしまい、見た目も味も悪くなっていくものです。それなのに、なぜお店に並んでいるお惣菜やお弁当はずっと見た目がきれいなのでしょうか?いつまでもパンは硬くならないし、野菜は色鮮やかで食感もしっかりとしている…家で料理を作るとこんなことはないですよね。極端な言い方ではありますが、不自然にきれいなままのお弁当やお惣菜は添加物そのものなのです。不自然にきれいなままを保っている食品は、不自然なことが行われた結果です。本来ならば食べ物に含まれているはずがない保存料や酸化防止剤、着色料、安価で質の悪い原料の味をごまかすための化学調味料や香料によって多くの加工食品が不自然に長持ちするように作り替えられているというのが実態です。さらに言えば、加工食品の原料そのものにも問題はあります。安価にするためにはひとつの生き物から多くの量をとる必要があります。そのためには、ホルモン剤や安定剤、抗生物質を投与され、さらには遺伝子組み換え穀類の餌を食べて育った動物たち。大量の農薬をまかれて育ち、天然の甘みや本来あるはずの栄養が無くなってしまった野菜や穀類。これらの食物を使って作る加工食品には「おいしい」と思わせるための化学調味料がたっぷりと使われているのです。このように、粗悪な油や原料を使って作られた料理が「いつでも手に入る食べ物」なのです。もちろんすべてがこうだとは言いません。しっかりと原産地がわかっている料理店もありますし、遺伝子組み換えがされたものは使っていない食材などもあります。しかし、残念ながら安かろう悪かろうが多いのも事実です。不自然であると感じたならば、できるだけ口にするのはやめておきましょう。 カロリーオフでも肥満になる⁈スクラロース、サッカリン、エリストールなど人工甘味料が増えていますが、これらの人工甘味料は「カロリーオフ」という点でダイエットをしている人は砂糖代わりに選んでいる傾向があるかもしれません。しかし、人工甘味料は体の機能を狂わせてしまい、肥満やその他の病気のリスクを高めるということが多くの研究でわかってきています。たとえば、スクラロースはなんと砂糖の600倍もの甘みをもちながらもゼロカロリーという、ダイエッターにとっては魅力的にみえる甘味料ですが実は非常に怖い物質が含まれているのです。。スクラロースは砂糖の化学構造の一部を「塩素」で置き換えて製造したものであり、体内で塩素系の毒性物質を発生させます。そのせいで、腸内にある善玉菌が減ってしまい、悪玉菌がふえてしまうのです。スクラロースがほぼゼロカロリーであることは間違いありませんが、だからといって太らないというのは消費者の勝手な連想でありそんなことはないのです。また、サッカリンには「発がん性」があることがわかっています。それでもいまだに加工食品に使われることもあるのです。少量なら大丈夫?継続して取り入れていれば…怖いですよね。エリストールという甘味料にも注意が必要です。エリストール自体は天然の甘味料ですが、エリストールだけでは甘みが不足しているため、アスパルテームあスクラロースなどの人工甘味料が足されていることが多いため、実際エリストールと書かれていても天然の甘味料だけではなくなってしまっているわけです。ついつい甘みが欲しくなり甘味料を求めてしまうかもしれませんが、ある研究結果によると、ショ糖・フルクトース・サッカリン・アスパルテームなどの精製糖分を制限すると、アディポネクチンという脂肪細胞特有のホルモンが分泌されることがわかってきています。このアディポネクチンの働きは、食欲を低下させ、痩せ体質になる効果があるのです。つまり、甘いものが好きな人にとっては苦しいとは思いますが、砂糖を含めて甘い物は極力避けた方がやせやすい体質になれるのです。以上のことより、低カロリー品やシュガーフリー品だからといって、肥満にならないわけではないということを理解して甘味料を使ってください。ちなみに、砂糖の代わりに使う甘味料として安心できるものは何かというと、「ステビア」くらいでしょう。ステビアは、天然の甘みをもつハーブの一種で、人工甘味料を足されることなく使うことができますので安心してください。 コーンシロップの減量の大半は遺伝子組み換え農作物人工乾燥の中でも、コーンシロップはあり得ないほど過剰な糖分が含まれています。「コーン=トウモロコシだから自然で安全な甘味料だろう」と考えるのは間違いです。コーンシロップに含まれている糖分は、フルクトース(果糖)とブドウ糖なのですが、人工合成されていますので、この2つの成分の比率が不自然になっています。この、自然界ではありえない不自然な形でできたものが、コーンシロップなのです。コーンシロップが体内に入ると、過剰なフルクトースが肝臓に入ります。そこから中性脂肪やコレステロールが作られます。カロリーゼロ、低カロリーと言われていても、このような甘味料を口にしていたら太ってしまうのも当たり前です。しかも、エネルギーの製造元であるミトコンドリアは、ブドウ糖を代謝するときよりもずっと手間をかけて果糖を代謝する性質があります。フルクトースの代謝は、体のエネルギーを奪いながら行われるというわけです。一見、エネルギーが使われるならばやせられるのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはなく、コーンシロップを摂取すればするほど、フルクトースの代謝のためにエネルギーが無駄づかいされ、その結果疲れやすくなったり臓器の機能が異常な行動を起こしてしまうのです。さらに、フルクトースの代謝のためにエネルギーが使われると、窒素系の副産物が生まれます。この副産物はいわば「ゴミ」であり、体にとって何にも良いことはなくむしろ、動脈硬化や通風、肥満の元となってしまうものなのです。エネルギーの無駄遣いをすることで、腸にも深刻なダメージを与えてしまいます。フルクトースを代謝させるためにエネルギーを使ったせいで、エネルギー不足になった腸では、以前お話ししたように体に必要なものと不要なものをより分ける関所が正常に働かなくなります。すると、本来であればその関所で有害物質をせき止められますが、正常に働かないことで逆に有害物質の入り口が腸に作られてしまうのです。また、ちょっと驚くかもしれませんが、コーンシロップの主原料となるトウモロコシですが、実はほとんどが遺伝子組み換え農作物で作られていると考えられます。遺伝子組み換え農作物は当たり前ですが腸にダメージを与えます。そしてやはり有害物質の入り口を作ってしまうのです。腸がダメージを受けることで、免疫力も下がってしまうためどんどんと体は疲れていってしまいます。できるだけコーンシロップは避けてほしいのですが、自分でも気づかないうちにコーンシロップを摂取してしまっている可能性があります。たとえば、清涼飲料水などの市販の飲料や加工食品のほとんどすべての甘味にはコーンシロップが使われていて、逆に使われていないものを探す方が難しいくらいです。そして、加工食品の多くには化学調味料もたっぷりと使われています。つまり、加工食品を食べるとコーンシロップも化学調味料ももれなく取り入れることとなり、体内の炎症や肥満促進という恐怖の出来事が待っているのです。 香料が入っている食べ物に要注意!「香料」「人工香料」「〇〇フレーバー」加工食品の表示欄には、このような単語がないものはほぼないでしょう(笑)缶コーヒーやお茶、ガム、飴、スナック菓子、パンにクッキーなどなど、香料を使っている加工食品は多数あります。ほとんどの加工食品に入ってしまっている香料ですが、とっても危険な成分が含まれているのです。香り成分には、石油を原料としたフタル酸が使われています。これが体には非常によくない成分なのです。フタル酸は、プラスチックの可塑剤(かそざい)と呼ばれる化学物質なのですが、とくに香料に使われている場合はたちが悪いのです。「香りを長持ちさせる、強調させる」ために加工食品に使われる人工香料には、ナノテクノロジーが取り入れられています。香り成分をナノサイズまで小さくすることで香りが感じやすくなるのです。この恐ろしさというのは、ナノサイズのため体の組織にも素早く浸透してしまうという点です。石油を成分とした香料入りの食品を食べるとどんなことが起きるかというと、自分の遺伝子を変えて肥満の原因にしてしまうのです。研究が進んで人工的に味や香りを作ることができるようになったからこその弊害ですね。自分で料理をするのではなく何かを購入して食べる場合は、表示をよく見て「香料」の文字を見つけたならば「石油成分だ」と思い出してできるだけ避けるようにしましょう。 病気のリスクを高める精製糖分の恐怖加工食品には肥満とともに病気リスクを高めるものが含まれています。このうちの9割が、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養分がそぎ落とされた「精製糖分」。残りの1割は「トランス脂肪酸」です。「精製糖分」は、体内に入ると急激に血糖値を上げてしまいます。体にとって急激に血糖値が上がるというのはよくない状況なのですが、脳は急にエネルギーがみなぎってきたかのような感覚になります。そのため、ついついさらなる精製糖分を求めるようになってしまうのです。「疲れた時に甘い物がほしくなる」というのは、体の自然な反応です。疲れやストレスに対処するために、血糖値を急激に上げる糖分を欲しているからなのです。しかし、急激に血糖値が上がると、インスリンの働きにより、今度は血糖値が急激に下がります。すると、血糖値をあげたいという体の反応によりもっと糖分を求めてしまうのです。このように、「食べると気分がよくなる」精製糖分には、高い中毒性が見られます。「トランス脂肪酸」とは、植物油の分子構造を人工的に作り替えた油脂のことを言います。「ファストスプレッド」「ショートニング」「水酸化加工脂肪」とも言います。トランス脂肪酸は、天然の植物油よりも安く大量に作れ、日持ちが良いため、「大量生産が可能」「食感が長持ちする」といったメリットがあります。加工食品にはほぼ入っていると考えてもいいでしょう。しかし、トランス脂肪酸にはメリットだけではなくデメリットもあります。トランス脂肪酸は炎症性で、心臓病や肥満リスクが高まるため、できるだけ避けておきたい物質です。どうしても甘い物が食べたくなったならば、果実を食べるようにするのをおすすめします。無農薬や減農薬の果実を丸ごと買ってきて食べてください。果物の自然の甘みをおいしいと感じられるような正常な味覚を取り戻しましょう。 安いお肉は毒まみれすべてがそうだとは言い切れませんが、安いお肉には危険が多く潜んでいます。大量生産することで安価になるお肉は、畜産現場では成長を早めるホルモン剤を使うことが当たり前のことになっています。もしかすると、餌になる穀物も汚染された土壌で作られたものかもしれません。汚染された穀物を食べて育つ牛や豚はだんだんと毒が蓄積されてしまうのです。このような毒素は、油に溶けやすい性質を持っているため、脂肪組織に溜まります。安い牛や豚の脂身、乳脂肪が多く含まれる牛乳や各種乳製品、鶏の皮にはとくに毒素が蓄えられていると思ってください。日本ではまだ報告されていませんが、養鶏が盛んな国で太る太らないではなく、男児の胸が女性の乳房のように成長するという事件が多発したというニュースもあります。鶏に投与されたホルモン剤が鶏の脂肪を介して男児の体に溜まってしまい、性ホルモン機能を狂わせたと考えられるでしょう。また、このようなホルモン剤は、肩や胸のあたりに注射することが多く、脂身は少なくても、肩肉や胸肉は薬物濃度が高い可能性があります。汚染された穀物を食べる生き物、その生き物を捕食する別の生き物、さらにその生き物を食べる人間…食物連鎖の上位になればなるほど、毒の濃度が高くなってしまうのです。このことを「生体濃縮」と言います。このピラミッドのトップにいるのが私たち人間です。安いお肉に潜む危険を知らないまま食べ続けていると知らないうちに高濃度の毒を体内に取り込んでしまっている可能性が高いというわけですね。これを防ぐためには、どのような場所でどのような物を食べて育った動物の肉なのかをしっかりと吟味して選ぶことが必要です。このようにして選んだお肉は大量生産ができないため割高に感じることでしょう。しかし、今食べているものが10年後の自分の体を作ります。今食べているものをしっかり選ぶことで将来の健康度に大きく差が出てくるとわかれば、「体を壊す可能性がある安いお肉」を選ぶということはなくなるでしょう。 体に良いとされる魚も絶対に安心とは言い切れない天然の魚には、DHAやEPAで知られる良質の油「オメガ3」が豊富で胃もたれがしにくく栄養素も良いというイメージがありますが、絶対に良いとは言い切れないのが現実なのです。工場から出る産業廃棄物には、ダイオキシンなどの有害物質が含まれています。その有害物質は適切な処理をされているはずですが、残念ながら完全に排除することはできておらず、河川に流れ出て魚への影響を及ぼしてしまいます。この時点では工場近くの小さな魚への影響のみですが、前述したように食物連鎖による生体濃縮は魚の汚染でも起こります。有害物質に汚染された小魚を食べる中型の魚、その魚を餌としている大型の魚といったように、大きな魚になればなるほど有害物質の毒が濃くなっていると考えられるのです。海洋汚染は少なくなってきてはいるものの、いまだに存在している問題です。魚を食べることは私たちにとって大きなメリットとなりますが、だからといって無条件に魚を選んで食べていると逆にデメリットを多くとりいれることになってしまいます。それでは、養殖の魚ならば問題ないのか?というと、生体濃縮は養殖魚でも起こりうる問題です。養殖魚が泳ぐいけすは魚にとっては非常に狭い場所になります。狭い場所で泳ぐストレスを感じ死んでしまわないように魚に安定剤を投与していることもあるのです。さらには、市場にでないような魚や遺伝子組み換え食品、抗生剤、ホルモン剤を混ぜた餌を与えて育った魚を食べることで、化学物質を魚と一緒に取り込んでしまうわけです。 料理に使う油を見直そう普段の料理にはどのような油を使っていますか?サラダ油、オリーブオイル、ごま油などを使っている人も多いでしょう。この料理に使う油にも危険が潜んでいますので是非この機会に見直してみてください。まずは油の製法です。植物油は本来植物に圧力をかけて搾り取る製法なのですが、ペットボトル入りの安い油は、大量生産するために「ヘキサン」という有機溶剤が使われています。この工程で、油の分子構造が変わってしまい本来の植物油とは別物になってしまうのです。こう知ると植物油を使うのはためらってしまいますよね。油は、昔ながらの「コールドプレス」「低温圧搾」製法で作られたものを選びましょう。たとえば、「グレープフルーツシードオイル」「ごま油」「オリーブオイル」「ナッツ系オイル」などがおすすめです。これらは溶剤を使った恐れはなく、原材料から考えても安心できる油です。その中でも、オーガニック認証がついたものを選ぶと、遺伝子組み換え農作物対策にもなります。しかし、この中でよく使うであろう「オリーブオイル」は少し注意した方が良い点があります。エクストラバージンオイルが良いとは聞きますが、実は世界の供給可能量を流通量が上回っているのをご存知でしょうか?なぜ品切れにならずにいつでも購入できるかというと、低湿な油にオリーブ風の香りをつけたまがい品が混ざっているからなのです。実際に、イタリアやドイツで行われた抜き打ち検査では、人工香料や人工着色料が使われた油が見つかっているという報告があります。まがいものを買わないように、オリーブオイルにはお金を惜しまないようにしましょう。少し高いと感じるかもしれませんが1リットルで1000円程度の値段では危ないかもしれません。次に気を付けたいのが油が入っている容器です。スーパーなどで購入する油の多くは「ペットボトル」に入って売られていると思います。ペットボトルの原料であるプラスチックは親油性で油に溶けだします。つまり、油にプラスチックが移ってしまうのです。缶入りの油もありますが、缶の内側にはプラスチックの一種であるビスフェノールAが塗装されているため、缶入りもおすすめできません。では何が良いのかというと、「遮光性が高いガラス瓶」が良いです。植物油は、外光を浴びるたびに酸化が進んでいきます。遮光性のガラス瓶入りを選び、少しでも酸化リスクを避けましょう。ペットボトル入りの安い油に比べるとどうしても高価なものになってしまいます。しかし、油というのは毎日の料理で使うものですから、肥満を防ぎ、将来の健康に大きくかかわってくるものだと考えれば…ガラス瓶入りの油を購入するのが良いでしょう。 リスクを減らすために足の数が少ない食べ物を選ぼう食物連鎖の上位にある生き物ほど毒が濃縮されると話してきましたが、それでは一体何を食べれば安全なのか?太らないのか?と考えだすと何も食べれなくなってしまいますよね。何を選べばよいのか迷ってしまったときには、「足の数が少ない食べ物」を選ぶようにしましょう。たとえば、足が4本ある牛や豚よりは足が2本の鶏を選ぶ。野菜は足とはちょっと違いますが、ブロッコリーやキャベツなどは言ってみれば「1本」ですよね。(ちょっと無理やりですが…)そして野菜の中でも、ブロッコリーやキャベツといったアブラナ科の野菜には解毒物質の「グルタチオン」がたっぷりと含まれているのでおすすめです。もちろん、ブロッコリーやキャベツ以外でも、ビタミンなどの栄養素と食物繊維が豊富な野菜はしっかりととっておきたいものです。この野菜を選ぶ際も、無農薬、無化学肥料、非遺伝子組み換え農作物のものを選んでいきましょう。さらに言えば、旬の野菜には栄養素がたっぷり含まれていますのでできるだけ旬の野菜を食べるようにしましょう。また、野菜には農薬が残留しやすいものと残留しにくいものがあります。完全無農薬の野菜だけを食べる生活が難しいという人は、できるだけ農薬が残留しにくい野菜をとるようにしてください。残留しやすい野菜を食べる際にはしっかりと洗って食べるようにしましょう。 農薬が残留しやすい野菜トマト 唐辛子 きゅうり セロリ ピーマン パプリカ ほうれん草 レタス じゃがいも ケールこれらの野菜を購入する際は、できるだけ無農薬もしくは減農薬栽培のものを探しましょう。また、青汁にも使われる野菜が多いので、もしも青汁を飲むならば「無農薬」かどうかを確認して飲みましょう。 農薬が残留しにくい野菜玉ねぎ 豆類 ...BodykeLIVE kumi.fukagawa@example.comEditorBodykeLIVE