美肌になる秘訣はじっくり運動による汗!
こんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。
「綺麗な肌になりたい!」女性なら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
化粧品をいいものにしたり、口コミ評価の高いものを使ってみたりと化粧品ジプシーの日々を送ったこともあるでしょう。
しかし、ちょっと周りの運動をしている女性を見てください。肌、綺麗じゃないですか?
男性も女性も肌が綺麗な人多くないですか?
実はこれにはれっきとした理由があるのです!
今回は、運動と美肌について、美肌を手に入れる秘訣についてご紹介いたします。
Contents
美肌を目指すには表面だけじゃなく体の内部から変えていこう!
スキンケアや化粧品にこだわりを持っていても肌が綺麗にならない…と悩んでいる人は少なくないでしょう。
肌のコンディションを整えるには、肌表面のスキンケアだけでは足りないのです。
体の内部から改善していくことで美肌を手に入れることができます。
ターンオーバーをしっかりとさせよう
私たちの体は、汗をかくことで弱酸性に保たれています。
また、肌の新陳代謝であるターンオーバーが行われることで新しい綺麗な肌に生まれ変わるのです。
人間の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つから形成されています。
さらに細かくいうと、表皮は一番内側から「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」と4層の構造になっています。
基底層で生まれた細胞は時間が経つことでだんだんと形を変えながら表面に押し上げられていき、最終的には無核となり死んだ状態で角化細胞となります。
そしてこの細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最後はアカとなって自然にはがれ落ちる仕組みになっているのです。
この一連の流れをターンオーバーと呼びます。
表皮が新しい細胞に生まれ変わることで、綺麗な肌にさせることができるのです。
ターンオーバーは、肌が弱酸性の時に表面の角質層が剥がれ落ちて起きるため、汗をかくことが非常に重要になります。
つまり冬はターンオーバーがしづらい季節なのですね。
汗をかかずにいると、人間の肌の表面は弱酸性を保てずに中性になります。
汗をかかない状態の場合はターンオーバーが遅れがちになってしまいます。
ターンオーバーが起こらない状態では、死んだ状態の古い角質が表面上にあるため、肌のバリア機能が失われて水分が保持できなくなってしまいます。
そして何より、肌の角質層が分厚い状態ではくすみがちに見えるのです…。
運動をする人に美肌の人が多いのは水分保有量が多いから
トレーニングを行っている人は、普段運動を行っていない人に比べて水分保有量がなんと1.5リットルほど多くなるという結果があります。
水分保有量が多いということは、肌の保湿力を内側から高めているということです。
運動をする人の肌がぷるぷるとして綺麗に見えるのは、水分保有量が多いからといえます。
ではなぜ、運動をする人が水分保有量が多いかというと、「汗腺の使い方」に関係します。
トレーニングをする人の体質になると、かなり多くの汗腺から汗を出せるようになります。
汗を多く出せるということは、老廃物をどんどん体内から排出することができるということです。
美肌になるには、老廃物をしっかりと汗から出すことが重要です。
しかし、たくさん汗をかいてもミネラルと水分が出るだけで老廃物が出ないということがあります。
これでは、美肌効果は得られずに体が疲れてしまうだけといえます。
汗の種類は2種類ある
汗をかくと老廃物を排出できると言いましたが、実は汗には2種類あります。
汗腺のみから流れ出る汗はサラサラとした汗で、汗をかいても肌がべとつきません。
汗腺と皮脂腺から出る汗はベタベタしているもので、汗をかくとなんだか肌がべとついて気持ち悪いなという状態になります。
この2種類のうち老廃物を排出できる汗は「ベタベタ汗」なのです。老廃物は毛穴にある皮脂腺から出るため、汗腺のみから出る汗では排出されないといえます。
また、老廃物だけではなくヒドロキシルラジカルという乾燥やシミ、シワといった肌の老化を進めてしまうにっくき物質も、皮脂や汗と一緒に排出されます。
つまり、ベタベタ汗をかくことによって、老廃物や美肌には不要な物質も排出され新陳代謝が促されるだけではなく、老化も防ぐという一石二鳥の効果があるのです。
ベタベタ汗はサラサラ汗になる
ベタベタ汗はいつまでもずっと出ている訳ではありません。
老廃物を排出したあとは、だんだんとサラサラ汗に変わっていきます。
運動を続けているとサラサラ汗に変わるのです。
トレーニングをする際は、ベタベタ汗がサラサラ汗に変わるまで頑張るようにしていると、美肌効果もあるトレーニングができるということです。
ベタベタ汗はどうしたら出るもの?
ではどのようにしたらベタベタ汗が出るのでしょうか?
汗をたくさんかけるとしてサウナや岩盤浴に注目が集まったことがありますが、サウナや岩盤浴でかけるのはほとんどがサラサラ汗でありベタベタ汗ではないのです。
ベタベタ汗をかくためには、ぬるめのお湯での半身浴や、軽い運動をしてじんわりと汗を出していく方法が有効です。
発汗を促し、美肌を手に入れるためには、ウォーキングやストレッチ、
ヨガなどのトレーニングを行いぶわっと勢いよく汗をかくのではなくゆっくりと汗を出していく方法を選びましょう。
また、運動を行うことで、皮脂腺の働きが活発化するというメリットもあります。
運動後には、成長ホルモンの分泌を促す効果もあるのです。
汗をかいたあとには水分補給を忘れないこと
汗をかくということは、老廃物などの不要なものを体から排出するだけではなく、水分も一緒に排出しています。
美肌のためには、水分保有量を多くすることが重要ですから、体から水分が失われている状態をそのままにするのはよくありません。
汗をかいたならば水分補給を欠かさないことが重要です。
また、汗をかいたあとはシャワーなどで洗い流し、汗を拭きとったりすることも重要です。
汗をかいたままそのまま放置するということは、排出されたミネラルや老廃物を肌にそのままつけているということ。
そうすると、細菌が繁殖したり、肌にかゆみが生じたりすることも…。
汗を拭きとる際は、吸水性の良いタオルを使って叩くようにして汗を拭きとりましょう。
美肌を手に入れるということは、気持ちよくじんわりとした汗をかくような運動をすることが重要です。
何もしていないのに肌が綺麗という人は、実は陰で適度な運動をしているのでしょう。
日頃の運動不足を解消するためにも、美肌を手に入れるためにも、体を動かすことを心がけていきましょう!
http://bodyke-live.com/diet/the-beautiful-skin-effect/http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2018/01/becca-matimba-284905-e1515380019507-1024x666.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2018/01/becca-matimba-284905-e1515380019507-150x150.jpg体の仕組みダイエット基礎知識モチベーションこんにちはパーソナルトレーナーの渡辺です。「綺麗な肌になりたい!」女性なら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか?化粧品をいいものにしたり、口コミ評価の高いものを使ってみたりと化粧品ジプシーの日々を送ったこともあるでしょう。しかし、ちょっと周りの運動をしている女性を見てください。肌、綺麗じゃないですか?男性も女性も肌が綺麗な人多くないですか?実はこれにはれっきとした理由があるのです!今回は、運動と美肌について、美肌を手に入れる秘訣についてご紹介いたします。美肌を目指すには表面だけじゃなく体の内部から変えていこう!スキンケアや化粧品にこだわりを持っていても肌が綺麗にならない…と悩んでいる人は少なくないでしょう。肌のコンディションを整えるには、肌表面のスキンケアだけでは足りないのです。体の内部から改善していくことで美肌を手に入れることができます。ターンオーバーをしっかりとさせよう私たちの体は、汗をかくことで弱酸性に保たれています。また、肌の新陳代謝であるターンオーバーが行われることで新しい綺麗な肌に生まれ変わるのです。人間の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つから形成されています。さらに細かくいうと、表皮は一番内側から「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」と4層の構造になっています。基底層で生まれた細胞は時間が経つことでだんだんと形を変えながら表面に押し上げられていき、最終的には無核となり死んだ状態で角化細胞となります。そしてこの細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最後はアカとなって自然にはがれ落ちる仕組みになっているのです。この一連の流れをターンオーバーと呼びます。表皮が新しい細胞に生まれ変わることで、綺麗な肌にさせることができるのです。ターンオーバーは、肌が弱酸性の時に表面の角質層が剥がれ落ちて起きるため、汗をかくことが非常に重要になります。つまり冬はターンオーバーがしづらい季節なのですね。汗をかかずにいると、人間の肌の表面は弱酸性を保てずに中性になります。汗をかかない状態の場合はターンオーバーが遅れがちになってしまいます。ターンオーバーが起こらない状態では、死んだ状態の古い角質が表面上にあるため、肌のバリア機能が失われて水分が保持できなくなってしまいます。そして何より、肌の角質層が分厚い状態ではくすみがちに見えるのです…。 運動をする人に美肌の人が多いのは水分保有量が多いからトレーニングを行っている人は、普段運動を行っていない人に比べて水分保有量がなんと1.5リットルほど多くなるという結果があります。水分保有量が多いということは、肌の保湿力を内側から高めているということです。運動をする人の肌がぷるぷるとして綺麗に見えるのは、水分保有量が多いからといえます。ではなぜ、運動をする人が水分保有量が多いかというと、「汗腺の使い方」に関係します。トレーニングをする人の体質になると、かなり多くの汗腺から汗を出せるようになります。汗を多く出せるということは、老廃物をどんどん体内から排出することができるということです。美肌になるには、老廃物をしっかりと汗から出すことが重要です。しかし、たくさん汗をかいてもミネラルと水分が出るだけで老廃物が出ないということがあります。これでは、美肌効果は得られずに体が疲れてしまうだけといえます。汗の種類は2種類ある汗をかくと老廃物を排出できると言いましたが、実は汗には2種類あります。汗腺のみから流れ出る汗はサラサラとした汗で、汗をかいても肌がべとつきません。汗腺と皮脂腺から出る汗はベタベタしているもので、汗をかくとなんだか肌がべとついて気持ち悪いなという状態になります。この2種類のうち老廃物を排出できる汗は「ベタベタ汗」なのです。老廃物は毛穴にある皮脂腺から出るため、汗腺のみから出る汗では排出されないといえます。また、老廃物だけではなくヒドロキシルラジカルという乾燥やシミ、シワといった肌の老化を進めてしまうにっくき物質も、皮脂や汗と一緒に排出されます。つまり、ベタベタ汗をかくことによって、老廃物や美肌には不要な物質も排出され新陳代謝が促されるだけではなく、老化も防ぐという一石二鳥の効果があるのです。ベタベタ汗はサラサラ汗になるベタベタ汗はいつまでもずっと出ている訳ではありません。老廃物を排出したあとは、だんだんとサラサラ汗に変わっていきます。運動を続けているとサラサラ汗に変わるのです。トレーニングをする際は、ベタベタ汗がサラサラ汗に変わるまで頑張るようにしていると、美肌効果もあるトレーニングができるということです。 ベタベタ汗はどうしたら出るもの?ではどのようにしたらベタベタ汗が出るのでしょうか?汗をたくさんかけるとしてサウナや岩盤浴に注目が集まったことがありますが、サウナや岩盤浴でかけるのはほとんどがサラサラ汗でありベタベタ汗ではないのです。ベタベタ汗をかくためには、ぬるめのお湯での半身浴や、軽い運動をしてじんわりと汗を出していく方法が有効です。発汗を促し、美肌を手に入れるためには、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどのトレーニングを行いぶわっと勢いよく汗をかくのではなくゆっくりと汗を出していく方法を選びましょう。また、運動を行うことで、皮脂腺の働きが活発化するというメリットもあります。運動後には、成長ホルモンの分泌を促す効果もあるのです。汗をかいたあとには水分補給を忘れないこと汗をかくということは、老廃物などの不要なものを体から排出するだけではなく、水分も一緒に排出しています。美肌のためには、水分保有量を多くすることが重要ですから、体から水分が失われている状態をそのままにするのはよくありません。汗をかいたならば水分補給を欠かさないことが重要です。また、汗をかいたあとはシャワーなどで洗い流し、汗を拭きとったりすることも重要です。汗をかいたままそのまま放置するということは、排出されたミネラルや老廃物を肌にそのままつけているということ。そうすると、細菌が繁殖したり、肌にかゆみが生じたりすることも…。汗を拭きとる際は、吸水性の良いタオルを使って叩くようにして汗を拭きとりましょう。美肌を手に入れるということは、気持ちよくじんわりとした汗をかくような運動をすることが重要です。何もしていないのに肌が綺麗という人は、実は陰で適度な運動をしているのでしょう。日頃の運動不足を解消するためにも、美肌を手に入れるためにも、体を動かすことを心がけていきましょう!BodykeLIVE kumi.fukagawa@example.comEditorBodykeLIVE