最短・最速で体脂肪を落とす!効果的な方法【管理栄養士・トレーナー監修】
できるだけ短い期間で脂肪を落とすにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは最短・最速で体脂肪を落とすために効果的な方法について見ていきます。

「できるだけ効果的に体を引き締めたい!」という方は参考にしてみてくださいね。

脂肪を落とす最短・最速の方法はコレ

脂肪を落とす最短・最速の方法はコレ

短期間で脂肪を落とすのに効果的な方法と言えば、次の5つです。

  • 筋力トレーニング
  • 有酸素運動
  • 食事内容の改善
  • 身体を温める
  • 生活習慣の改善

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

筋力トレーニング

短期間で脂肪を落とすために欠かせないのが筋トレです。筋トレをすることにより筋肉量を増やし、基礎代謝をアップさせることができます。

また、有酸素運動より前に筋力トレーニングを行なっておいたほうが効果的です。運動を取り入れる際には先に無酸素運動として筋力トレーニングを行ない、そのあとに有酸素運動を行ないましょう。

参考:(PDF)スポーツリーダー(金融庁参事官) 神田 眞人:WLB時代の若者への番外講話シリーズ③スポーツで元気に楽しく生きよう[PDF]

有酸素運動

有酸素運動と言えば、ウォーキングやエアロビクス、踏み台昇降、サイクリングなどのきつ過ぎない運動です。有酸素運動は、体内に蓄積している脂肪を燃やすのに効果的なので、筋トレのほかに有酸素運動も取り入れていきましょう。
より効果的に進めていくためには、先述したように筋力トレーニングも組み合わせていくのがおすすめです。

食事内容の改善

当然ながら運動でたくさんエネルギーを消費したとしても、それ以上のエネルギー・カロリーを摂取してしまえば意味がありません。
重要なのは、運動を取り入れ、食事内容も工夫していくということです。

よく、「食事は我慢したくないからその分、運動を頑張る」と考えている方もいますが、これは非常に難しいと言えます。
例えば、一般的な大福1個分のカロリーを消費するためには、1時間程度自転車を走らせなければならないからです。食べた後で「運動すれば良い」と考えてしまう方は特に注意しておきたいですね。

身体を温める

体温を上昇させるだけでも代謝量は13%も増加するので、できるだけ冷え対策をとり、体温をアップと基礎代謝量の向上を目指しましょう。

普段から冷たいものを取らないように注意することも大切です。夏場だけでなく、冬場にも飲み物に氷を入れて飲む方もいますが、氷を入れた冷えた飲み物を飲むと冷えに繋がりやすいので注意しなければなりません。

参考:(PDF)厚生労働省:V運動の基礎科学 運動と健康のかかわり[PDF]

生活習慣の改善

脂肪を落とすというと、ハードなトレーニングを想像する方が多いでしょう。ですが、日常生活の中にも脂肪を落とすチャンスはたくさん溢れています。
例えば、家の中に階段がある場合はそれを昇り降りするだけでもカロリーは消費されますよね。他にも掃除をする際に腕を大きく動かして雑巾がけをしてみる、食器洗いをしながらつま先立ちして足の筋肉を鍛えるなど。

ながら運動を実践することにより日常生活の中でより多くのカロリーを消費していくことが可能です。

脂肪を落とす方法詳細

脂肪を落とす方法詳細

脂肪を落とすために具体的な方法として、トレーニングと食事、日常生活のポイントをご紹介します。

トレーニング編

トレーニングの基本は、筋トレと有酸素運動の組み合わせです。できるだけ効果的に筋力をつけるためにはジムを活用することも検討してみてはどうでしょうか。
有酸素運動はいつも利用している駅の手前で降り、一駅分多く歩いてみるだけでも変わってきます。朝は時間がない方も多いので、帰りだけ降りる駅を変えてたくさん歩いてみるのもおすすめ。

電車通勤でない方は、ちょっとした買い物には徒歩で行きましょう。
エスカレーターやエレベーターは使わずに、階段を使うように心がけるだけでも効果的です。

食事編

たんぱく質は筋肉を作るためにも欠かせません。そのため、良質なたんぱく質を含む卵や鶏肉などはしっかり取り入れていきたいですね。

脂肪分の摂取が多くなりすぎないように注意が必要です。野菜も忘れずに取り入れましょう。また、あまりにも糖分が多い食事ばかり食べると、脂肪が落ちるペースを落としてしまうので注意が必要です。

食事を極端に減らしてしまうのはおすすめできません。体脂肪を落とすためには運動が必須ですが、十分な栄養素を摂取しない状態で運動を行なうと健康を損ねてしまう恐れがあるからです。
しっかり運動をするためにも適度な食事制限や食事内容の見直しを行ない、無理な制限に繋がらないように工夫してみてくださいね。

日常生活編

普段の生活の中で簡単な運動を取り入れましょう。テレビCM中にスクワットをしたり、ダンベル運動をするのも効果的です。
また、何かをする際に動作を大きくするというのも無理なく消費カロリーを増やしていくためのポイントだと言えます。大股で歩くように心がけたりするのも良いので、試してみてはいかがでしょうか。

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脂肪を落とすために必要な知識

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ダイエットに失敗する理由

極端なダイエットをしていると失敗しやすくなります。
脂肪は一度運動しただけで簡単に落ちるわけではありません。すぐに結果を求めるのではなく、努力の積み重ねで脂肪が落ちるのだと理解しましょう。

「1週間で10キロ痩せる!」といった無理な目標を立てると達成が難しくなり、達成できなかった時の挫折に繋がります。

脂肪が落ちるメカニズムを知る

中性脂肪は一度分解してから消費しなければなくなりません。

  1. 運動などでエネルギーが必要な状態になる
  2. リパーゼという酵素が活性化
  3. リパーゼが中性脂肪を分解
  4. 分解された脂肪を運動で消費

やはり、運動が重要なカギを握っています。リパーゼを活性化させるためのサプリメントやドリンクといったものもあるので、運動のお供にそういったものを活用してみるのも良いでしょう。

また、一度分解された中性脂肪は消費されない状態が続くと元に戻ってしまうので注意が必要です。

運動だけ・食事だけで痩せるのは難しい

脂肪を落とすためには、運動と適切な食事制限を組み合わせることが大切です。

どちらか一方だけで脂肪を落とそうと考えるとかなりハードな取り組みになるほか、効果が出るまでには時間がかかってしまいます。

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脂肪を落とすのは男性・女性で方法が違う?

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男性と女性では、脂肪の付き方に大きな違いがあります。それが、男性に多く付くのが内臓の周りに付く内臓脂肪であり、女性の皮膚のすぐ下に付く皮下脂肪であるということ。
そのため、脂肪の種類に合わせた対策が必要です。

男性が行ないたいこと

内臓脂肪を落とすには有酸素運動が効果的です。
食事内容などをしっかり見直した上で、できるだけ有酸素運動を取り入れるようにしましょう。筋トレも組み合わせると更に脂肪が落ちるケースをアップさせていくことができます。

女性が行ないたいこと

皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落とすのが大変です。
なぜなら、脂肪が落ちていく順番は内臓脂肪→皮下脂肪だから。

女性の場合もまずは内臓脂肪を落とすのが第1ステップです。食事制限だけでなく、筋トレと有酸素運動を組み合わせて、できれば長い目で見たダイエットに取り組んでいきましょう。

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脂肪の種類を知って効果的なアプローチを

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より効果的に脂肪を落とすために、脂肪の種類ごとに対策をご紹介します。

内臓脂肪

男性に多いもので、脂肪が付きやすいものの燃焼もしやすいのが特徴です。
生活習慣病の原因にもなります。内臓脂肪が蓄積する大きな原因は基礎代謝の低下に加え、脂っこい食事や糖質の多い食事、そして運動不足です。

食事内容を見直し、有酸素運動を行ないましょう。また、筋トレを組み合わせるのも効果的です。有酸素運動といってもさまざまな種類があるので、飽きないように日によって違うものを組み合わせてみると良いですね。

皮下脂肪

女性に多い脂肪で、落としにくいのが特徴。特にお尻や腰、太ももなどの下半身に付きやすい脂肪です。
原因は加齢による代謝の低下と腸の働きが低下。

また、食生活の乱れなども原因なので、運動や筋トレ、食事内容の改善を基本として取り組んでいきましょう。

平均的な体脂肪率・体重とは?

平均的な体脂肪率・体重とは?

標準体重の計算式は、「身長(m)×身長(m)×22」となります。
つまり、身長160cmだった場合、「1.6×1.6×22=56.3kg」ですね。

平均的な体重について厚生労働省が発表したデータがあるので、以下にまとめました。

※平成27年度

年齢男性女性
身長(㎝)体重(㎏)身長(㎝)体重(㎏)
18 170.5 60.7158.853.4
20 173.2 64.6 156.4 50.0
25 170.9 61.1 160.4 53.1
26~29 171.7 70.3 159.0 53.1
30~39 172.0 71.2 158.2 52.0
40~49 170.8 70.6 158.0 55.5
50~59 169.2 68.1 156.6 55.0
60~69 167.0 66.3 153.3 53.3
70歳以上 162.0 61.0 148.5 50.3

参考:厚生労働省:身長・体重の平均値,性・年次×年齢別

この表と比べてみて、自分の体重は平均的かどうか確認してみましょう。

続いて体脂肪率についてです。体脂肪率を求めるためには体脂肪の重さがわからなければなりません。
そのためには、体脂肪計などを活用して調べる方法が一般的です。体重計の中にも体脂肪が求められるものが増えているので、そういったものを活用してみてくださいね。

成人女性の場合は30%、男性は5%を超えると体脂肪量増加と判断されます。

参考: 厚生労働省「e-ヘルスネット」:体脂肪計

脂肪を落とすペース・期間に注意しよう

脂肪を落とすペース・期間に注意しよう

できるだけ短期間で脂肪を落としたいという気持ちはわかりますが、あまりにも短期間でたくさん落としすぎてしまうと健康を損ねてしまう恐れがあります。
急激な体重低下に繋がらないように注意していきましょう。

特に、食事制限だけで体重を減らした方の場合、体脂肪だけでなく、筋肉も減ってしまう可能性があります。食事を制限するとどんどん体重も減って楽しくなってきますが、筋肉量が減ると代謝も落ち、食生活を元に戻した時に太りやすくなってしまうので十分に注意しておかなければなりません。

具体的にどれくらいのペースで減らしていけば良いのでしょうか。

1つの目安は一週間に1%程度

不健康に繋がることなく、健康的に体脂肪を落としたいと考えた時、一週間に1%程度なら安心とされています。非加熱で見てみると、3~5%程度を1つの目安にしてみましょう。

特にトレーニングを始める前の段階で平均体重よりもかなり重い場合は、1%程度体脂肪率を落とすことはそれほど難しくありません。

ですが、順調に体脂肪率が減っていくとなかなか減らないタイミングが出てきます。
ここであまり無理をしないようにしましょう。体脂肪率が減らないからといって極端に食事を制限したり、過度な運動を行なってしまうと体への負担が大きくなります

摂取カロリーを減らすのではなく、消費カロリーを増やす

安全に体脂肪率を落としていくためには、いかにして摂取カロリーを減らすか?ではなく、どのようにして消費カロリーを増やしていくのかについて考えてみましょう。
その際、運動は必須だと言えます。運動に加えて適切な食事改善を行ない、高価的に体脂肪を落としていきましょう

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体脂肪を落とす最適な食べ物・飲み物とは?

体脂肪を落とす最適な食べ物・飲み物とは?

健康的に体脂肪を落とすためには、食事内容にこだわることも大切。
体脂肪を落とすのに役立ってくれる食べ物・飲み物と言えば、次のようなものがあります。

  • 野菜類
  • クレープフルーツ
  • ショウガ
  • 青魚
  • コーヒー
  • ココア
  • 緑茶

それぞれ見ていきます。

野菜類

意識して野菜を取り入れるようにしていきましょう。特に食物繊維が豊富な野菜の場合、食事から摂取した余分な栄養素の吸収を抑える働きがあります。
葉物野菜などは糖質やカロリーも低いので、積極的に取り入れてみてくださいね。

グレープフルーツ

一時期、グレープフルーツダイエットというものが話題になったのはご存知でしょうか。これは、グループフルーツの香りに脂肪燃焼をサポートする効果があるからです。
常にテーブルの上に置いておくのもおすすめ。

ショウガ

ショウガには体を温める働きがあります。体温がアップすれば基礎代謝が向上して何もしていない時に消費されるエネルギー量が増えるので、しっかり取り入れましょう。

また、脂肪を分解する酵素の働きを活発にする作用もあります。

青魚

近年サバ缶がブームですが、青魚には中性脂肪とコレステロールを抑える成分である「EPA」という成分が含まれています。
EPAのほか、DHAを主成分とする魚油を含む餌をマウスに与えたところ、体重だけでなく、体脂肪の蓄積が抑制されたとの研究もあります。

参考:(PDF)京都大学:魚油摂取は交感神経を介して、「脂肪燃焼細胞」を増やす-「魚油」の効果で体脂肪燃焼を促す新メカニズムを解明![PDF]

コーヒー

コーヒーに含まれているカフェインには代謝を上げる働き。があります。一日3~4杯程度を目安にしましょう。
ただし、砂糖やミルクは入れずに、ブラックで飲むのがポイントです。

ココア

ココアに含まれているポリフェノールは、脂肪の燃焼を助けます。こちらも一日3~4杯程度を目安にしましょう。

緑茶

緑茶に含まれているカテキンには脂肪の吸収を抑えるだけでなく、脂肪燃焼を促進する働きがあります。

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Bodykeトレーナーからのアドバイス

短期間で体脂肪を落とそうと考えると、できるだけ早く体重をへらすことに意識がいきがちです。わかりやすいものでいうと食べないダイエットがその1つです。体重は落ちますが、実際には脂肪だけでなく水分や筋肉が減少して体重に反映されていることが多いです。

つまり体重は落ちたけど、見た目には変化があまりありません。大切なのは体重ではなく、脂肪を落とすことです。そのためにはウエイトトレーニングをメインとした運動、三大栄養素をバランスよく摂れる食事の2つを継続していくことが大切です。

この運動と食事を続けることで体脂肪は徐々に減っていきます。体脂肪を落とすために焦る気持ちもわかりますが、一夕一朝で考えずに、毎日すこしずつ脂肪を落とす運動・食事を積み重ねていくことが最短・最速で体脂肪を落とす方法です。

すぐにでも脂肪を落としたい方は

すぐにでも脂肪を落としたい方は

日常生活の中で運動を行なったり、食生活を改善していくことにより脂肪を落とすことが可能です。
しかし、「短期間で」ということを考えると、個人で対策を取るよりも、プロのもとでボディメイクを受けることを検討してみてはどうでしょうか。

実際に、自分で正しいと思っていた脂肪を落とすための方法が実は間違っていて、効果的に脂肪を落とすことができていない方もかなりいます。
ボディークでは、短期間でできる限り脂肪を落とすための方法をプロの目線でアドバイスしているので、ぜひ検討してみてください。

自分で行なうトレーニングで失敗したくない方や、過度の食事制限をせずに確実に効果を出したい方におすすめです。

ボディークはボディメイク専門パーソナルジム(ベストジムアワード二冠達成!)

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http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2019/06/bodyfat-otosu.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2019/06/bodyfat-otosu-150x150.jpgパーソナルトレーナー 渡辺開人ダイエット食事トレーニングできるだけ短い期間で脂肪を落とすにはどうしたら良いのでしょうか。ここでは最短・最速で体脂肪を落とすために効果的な方法について見ていきます。「できるだけ効果的に体を引き締めたい!」という方は参考にしてみてくださいね。脂肪を落とす最短・最速の方法はコレ短期間で脂肪を落とすのに効果的な方法と言えば、次の5つです。筋力トレーニング 有酸素運動 食事内容の改善 身体を温める 生活習慣の改善それぞれ、詳しく見ていきましょう。筋力トレーニング短期間で脂肪を落とすために欠かせないのが筋トレです。筋トレをすることにより筋肉量を増やし、基礎代謝をアップさせることができます。また、有酸素運動より前に筋力トレーニングを行なっておいたほうが効果的です。運動を取り入れる際には先に無酸素運動として筋力トレーニングを行ない、そのあとに有酸素運動を行ないましょう。参考:(PDF)スポーツリーダー(金融庁参事官) 神田 眞人:WLB時代の若者への番外講話シリーズ③スポーツで元気に楽しく生きよう有酸素運動有酸素運動と言えば、ウォーキングやエアロビクス、踏み台昇降、サイクリングなどのきつ過ぎない運動です。有酸素運動は、体内に蓄積している脂肪を燃やすのに効果的なので、筋トレのほかに有酸素運動も取り入れていきましょう。 より効果的に進めていくためには、先述したように筋力トレーニングも組み合わせていくのがおすすめです。食事内容の改善当然ながら運動でたくさんエネルギーを消費したとしても、それ以上のエネルギー・カロリーを摂取してしまえば意味がありません。 重要なのは、運動を取り入れ、食事内容も工夫していくということです。よく、「食事は我慢したくないからその分、運動を頑張る」と考えている方もいますが、これは非常に難しいと言えます。 例えば、一般的な大福1個分のカロリーを消費するためには、1時間程度自転車を走らせなければならないからです。食べた後で「運動すれば良い」と考えてしまう方は特に注意しておきたいですね。身体を温める体温を上昇させるだけでも代謝量は13%も増加するので、できるだけ冷え対策をとり、体温をアップと基礎代謝量の向上を目指しましょう。普段から冷たいものを取らないように注意することも大切です。夏場だけでなく、冬場にも飲み物に氷を入れて飲む方もいますが、氷を入れた冷えた飲み物を飲むと冷えに繋がりやすいので注意しなければなりません。参考:(PDF)厚生労働省:V運動の基礎科学 運動と健康のかかわり生活習慣の改善脂肪を落とすというと、ハードなトレーニングを想像する方が多いでしょう。ですが、日常生活の中にも脂肪を落とすチャンスはたくさん溢れています。 例えば、家の中に階段がある場合はそれを昇り降りするだけでもカロリーは消費されますよね。他にも掃除をする際に腕を大きく動かして雑巾がけをしてみる、食器洗いをしながらつま先立ちして足の筋肉を鍛えるなど。ながら運動を実践することにより日常生活の中でより多くのカロリーを消費していくことが可能です。脂肪を落とす方法詳細脂肪を落とすために具体的な方法として、トレーニングと食事、日常生活のポイントをご紹介します。トレーニング編トレーニングの基本は、筋トレと有酸素運動の組み合わせです。できるだけ効果的に筋力をつけるためにはジムを活用することも検討してみてはどうでしょうか。 有酸素運動はいつも利用している駅の手前で降り、一駅分多く歩いてみるだけでも変わってきます。朝は時間がない方も多いので、帰りだけ降りる駅を変えてたくさん歩いてみるのもおすすめ。電車通勤でない方は、ちょっとした買い物には徒歩で行きましょう。 エスカレーターやエレベーターは使わずに、階段を使うように心がけるだけでも効果的です。食事編たんぱく質は筋肉を作るためにも欠かせません。そのため、良質なたんぱく質を含む卵や鶏肉などはしっかり取り入れていきたいですね。脂肪分の摂取が多くなりすぎないように注意が必要です。野菜も忘れずに取り入れましょう。また、あまりにも糖分が多い食事ばかり食べると、脂肪が落ちるペースを落としてしまうので注意が必要です。食事を極端に減らしてしまうのはおすすめできません。体脂肪を落とすためには運動が必須ですが、十分な栄養素を摂取しない状態で運動を行なうと健康を損ねてしまう恐れがあるからです。 しっかり運動をするためにも適度な食事制限や食事内容の見直しを行ない、無理な制限に繋がらないように工夫してみてくださいね。日常生活編普段の生活の中で簡単な運動を取り入れましょう。テレビCM中にスクワットをしたり、ダンベル運動をするのも効果的です。 また、何かをする際に動作を大きくするというのも無理なく消費カロリーを増やしていくためのポイントだと言えます。大股で歩くように心がけたりするのも良いので、試してみてはいかがでしょうか。関連記事http://bodyke-live.com/diet/5-diet-pitfalls/脂肪を落とすために必要な知識ダイエットに失敗する理由極端なダイエットをしていると失敗しやすくなります。 脂肪は一度運動しただけで簡単に落ちるわけではありません。すぐに結果を求めるのではなく、努力の積み重ねで脂肪が落ちるのだと理解しましょう。「1週間で10キロ痩せる!」といった無理な目標を立てると達成が難しくなり、達成できなかった時の挫折に繋がります。脂肪が落ちるメカニズムを知る中性脂肪は一度分解してから消費しなければなくなりません。運動などでエネルギーが必要な状態になる リパーゼという酵素が活性化 リパーゼが中性脂肪を分解 分解された脂肪を運動で消費やはり、運動が重要なカギを握っています。リパーゼを活性化させるためのサプリメントやドリンクといったものもあるので、運動のお供にそういったものを活用してみるのも良いでしょう。また、一度分解された中性脂肪は消費されない状態が続くと元に戻ってしまうので注意が必要です。運動だけ・食事だけで痩せるのは難しい脂肪を落とすためには、運動と適切な食事制限を組み合わせることが大切です。どちらか一方だけで脂肪を落とそうと考えるとかなりハードな取り組みになるほか、効果が出るまでには時間がかかってしまいます。関連記事http://bodyke-live.com/basic-knowledge/review-of-diet-rule/脂肪を落とすのは男性・女性で方法が違う?男性と女性では、脂肪の付き方に大きな違いがあります。それが、男性に多く付くのが内臓の周りに付く内臓脂肪であり、女性の皮膚のすぐ下に付く皮下脂肪であるということ。 そのため、脂肪の種類に合わせた対策が必要です。男性が行ないたいこと内臓脂肪を落とすには有酸素運動が効果的です。 食事内容などをしっかり見直した上で、できるだけ有酸素運動を取り入れるようにしましょう。筋トレも組み合わせると更に脂肪が落ちるケースをアップさせていくことができます。女性が行ないたいこと皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落とすのが大変です。 なぜなら、脂肪が落ちていく順番は内臓脂肪→皮下脂肪だから。女性の場合もまずは内臓脂肪を落とすのが第1ステップです。食事制限だけでなく、筋トレと有酸素運動を組み合わせて、できれば長い目で見たダイエットに取り組んでいきましょう。関連記事http://bodyke-live.com/diet/how-to-lose-6kg-in-2months-without-money/脂肪の種類を知って効果的なアプローチをより効果的に脂肪を落とすために、脂肪の種類ごとに対策をご紹介します。内臓脂肪男性に多いもので、脂肪が付きやすいものの燃焼もしやすいのが特徴です。 生活習慣病の原因にもなります。内臓脂肪が蓄積する大きな原因は基礎代謝の低下に加え、脂っこい食事や糖質の多い食事、そして運動不足です。食事内容を見直し、有酸素運動を行ないましょう。また、筋トレを組み合わせるのも効果的です。有酸素運動といってもさまざまな種類があるので、飽きないように日によって違うものを組み合わせてみると良いですね。皮下脂肪女性に多い脂肪で、落としにくいのが特徴。特にお尻や腰、太ももなどの下半身に付きやすい脂肪です。 原因は加齢による代謝の低下と腸の働きが低下。また、食生活の乱れなども原因なので、運動や筋トレ、食事内容の改善を基本として取り組んでいきましょう。平均的な体脂肪率・体重とは?標準体重の計算式は、「身長(m)×身長(m)×22」となります。 つまり、身長160cmだった場合、「1.6×1.6×22=56.3kg」ですね。平均的な体重について厚生労働省が発表したデータがあるので、以下にまとめました。※平成27年度年齢 男性 女性身長(㎝) 体重(㎏) 身長(㎝) 体重(㎏)18  170.5  60.7 158.8 53.420  173.2  64.6  156.4  50.025  170.9  61.1  160.4  53.126~29  171.7  70.3  159.0  53.130~39  172.0  71.2  158.2  52.040~49  170.8  70.6  158.0  55.550~59  169.2  68.1  156.6  55.060~69  167.0  66.3  153.3  53.370歳以上  162.0  61.0  148.5  50.3参考:厚生労働省:身長・体重の平均値,性・年次×年齢別この表と比べてみて、自分の体重は平均的かどうか確認してみましょう。続いて体脂肪率についてです。体脂肪率を求めるためには体脂肪の重さがわからなければなりません。 そのためには、体脂肪計などを活用して調べる方法が一般的です。体重計の中にも体脂肪が求められるものが増えているので、そういったものを活用してみてくださいね。成人女性の場合は30%、男性は5%を超えると体脂肪量増加と判断されます。参考: 厚生労働省「e-ヘルスネット」:体脂肪計脂肪を落とすペース・期間に注意しようできるだけ短期間で脂肪を落としたいという気持ちはわかりますが、あまりにも短期間でたくさん落としすぎてしまうと健康を損ねてしまう恐れがあります。 急激な体重低下に繋がらないように注意していきましょう。特に、食事制限だけで体重を減らした方の場合、体脂肪だけでなく、筋肉も減ってしまう可能性があります。食事を制限するとどんどん体重も減って楽しくなってきますが、筋肉量が減ると代謝も落ち、食生活を元に戻した時に太りやすくなってしまうので十分に注意しておかなければなりません。具体的にどれくらいのペースで減らしていけば良いのでしょうか。1つの目安は一週間に1%程度不健康に繋がることなく、健康的に体脂肪を落としたいと考えた時、一週間に1%程度なら安心とされています。非加熱で見てみると、3~5%程度を1つの目安にしてみましょう。特にトレーニングを始める前の段階で平均体重よりもかなり重い場合は、1%程度体脂肪率を落とすことはそれほど難しくありません。ですが、順調に体脂肪率が減っていくとなかなか減らないタイミングが出てきます。 ここであまり無理をしないようにしましょう。体脂肪率が減らないからといって極端に食事を制限したり、過度な運動を行なってしまうと体への負担が大きくなります。摂取カロリーを減らすのではなく、消費カロリーを増やす安全に体脂肪率を落としていくためには、いかにして摂取カロリーを減らすか?ではなく、どのようにして消費カロリーを増やしていくのかについて考えてみましょう。 その際、運動は必須だと言えます。運動に加えて適切な食事改善を行ない、高価的に体脂肪を落としていきましょう。関連記事http://bodyke-live.com/diet/muscle-body-weight/体脂肪を落とす最適な食べ物・飲み物とは?健康的に体脂肪を落とすためには、食事内容にこだわることも大切。 体脂肪を落とすのに役立ってくれる食べ物・飲み物と言えば、次のようなものがあります。野菜類 クレープフルーツ ...ボディークライブは、プロのトレーナーが執筆・監修した確かな情報だけをお届けします。ダイエットに悩んでいる方、ボディメイクが好きな方、健康な生活を送りたい方必見!