ダイエットは、運動や生活習慣を変えることも重要ですが、やはり「食事」を良くしないことには効率的に行うことはできません。

かといって、「大好きなものをすべてやめる!」というのは苦しくなってしまい、ダイエットが長続きしないでしょう。

そこで、痩せるためにやってはいけないことを少しずつ減らして、ダイエットに良い食事法を身に付けましょう。

 

夕飯前にキャベツを食べる

食欲がわいてくるとつい目の前のものをどんどん食べてしまう…という人は、食前に野菜を食べてみてください。とくに、キャベツをたっぷり食べるのがおすすめです。

キャベツの量は6分の1個。千切りでも良いですが、ザク切りでもかまいません。

ドレッシングはダイエットの大敵なので、ポン酢やレモン汁などで食べましょう。がつがつとたべるのではなく、10分かけてゆっくり食べます。

10分間噛み続けていると、歯の下にある知覚神経から満腹中枢に刺激が届くのです。

キャベツは、過食を防ぐだけではなく、ビタミンCの補給もできます。つまり、肌のハリを失わずに綺麗に痩せられるというメリットもあります。

 

生野菜が苦手なら温野菜を食べよう

野菜は基本的に生のものを食べる方が栄養素的に壊れないので良いですが、生の野菜はどうしても苦手という人もいることでしょう。

生野菜が嫌いという人は、加熱した野菜でもOK。ただし!食べる順番はキャベツと同じく、食事の前がよいでしょう。

なぜ、食事の前に野菜を食べると良いのかというと、食物繊維に関係しています。

野菜に含まれている食物繊維が胃や腸の粘膜につくことで、その後に食べるごはんの糖類の吸収を遅らせることができます。また、血糖値が上がりにくくなり、インスリンも出にくいため脂肪の合成を防ぐという効果も期待できます。

葉物野菜ならば、小松菜やほうれん草のおひたし、根菜ならば大根やかぶなどの煮つけ。食べて太るようなものではないので、量は気にせずに空腹がなくなるまで食べても大丈夫です。

少量でもいいので、きゅうりやトマトなどの生野菜を食べる習慣もつけた方が、ビタミンCの補給になるので食べられるようになるとよいでしょう。

 

1日に食べてよいおかずの量を把握しよう

ダイエットと聞くと、カロリー計算が必須と考えがちですが、ちょっと面倒ですよね。

ならば、カロリー計算を思い切ってやめちゃいましょう!

その代わり、1日に食べてよいおかずの量を把握しましょう。カロリー計算をせず、食べてよい量を把握していない食事では太っても仕方ありません。

しかし、食べるものを間違っては筋肉も減ってしまいます。「1日に必要なたんぱく質の80gは必ず摂取すること」これは守りましょう。

食物の種類もひとつに偏らないように、朝に卵とヨーグルトを食べたならば昼には肉類を。夜は魚と豆腐といったように、さまざまな食物を食べるようにしましょう。

 

炭水化物は軽めでも摂りいれる

「糖質抜きダイエット」がありますが、炭水化物は基本的には抜かない方がおすすめです。

血糖値は上がりますが、糖質は体にとって重要な栄養素です。炭水化物を抜かない代わりに、食前のキャベツや温野菜をしっかりと食べて抑えることが重要です。

 

1食につきうどんやそばなら1玉までOK

うどんやそばも炭水化物のひとつです。麺類が大好き!という人は、ごはんではなくても麺類にしてもかまいません。

うどんやそばならば1玉、パスタならば70gまで問題ありません。しかし、ラーメンは…常食するのは危険です。

外食時のパスタは約90gのため、パスタを食べるのならば自炊がよいでしょう。

 

間食がやめられないならば果物を!

おやつがないと苦しい…という人は、果物を摂取しましょう。果物は、砂糖に比べて血糖値が上がりにくいという性質があります。

あれもだめこれもだめ!では苦しくなってしまいますよね。なので、果物をおやつとして食べる分にはOKです。

ただし、食べ過ぎには要注意。握りこぶし大の量を1日2個までなら問題ありません。

甘いものに手を出しそうになったら果物を!

砂糖ではなく人工甘味料で逃げ道を

キャベツを食前に食べた方が良いということを説明しましたが、これはなぜ良いのかというと、血糖値の上昇を緩やかにするという効果があるからです。

血糖値が一気に上がるとインスリンも大量に出るため、血液中の血糖が中性脂肪として蓄えられてしまいます。

それを防ぐためにも、砂糖の入ったスイーツや料理は極力控えましょう。スーパーやコンビニで売っている惣菜にも砂糖は入っていますので要注意です。

どうしても甘い味が恋しくなったならば、血糖値の上がらない人工甘味料を利用して自炊をしましょう。

 

外食を避けられないならばサラダを取り入れる

出張や会議、お客様のもとへ毎日駆けずり回っている人は自炊なんてやってられない生活を送っていることでしょう。

そんな人は外食がどうしても避けられません。そこで、コンビニ飯でも外食でも、とにかくサラダを一番最初に摂ることにしましょう。

ドレッシングもなるべく油分の少ないものを選んでくださいね。

どうしてもお酒が飲みたいならば主食を抜くこと

ダイエットにお酒は…正直よくありません。しかし、どうしても飲みたい!そんな日は誰だってあることでしょう。

飲んだ気になればいいという人は、ノンカロリーのノンアルコールドリンクがおすすめですが、どうしても本物のお酒が飲みたいという人は、夕飯の主食を抜いて、同等のカロリー分だけならば飲んでも良いということにします。

といっても、毎日はダメですよ!

 

飲み会は月に1~2回まで

仕事上の付き合いで飲み会が開かれるということはよくあることです。しかし、毎週、毎日飲み会に行っていたら痩せるわけがありません。

サラリーマンならばどうしても接待があるでしょう。できれば、月2回までにセーブするように心がけてください。

 

夕飯の時間が遅くなりそうならば夕方に炭水化物をいれておく

食事の時間が不規則になるというのも太る原因のひとつです。とくに夕飯の時間がおそくなればなるほど、空腹の時間があるためドカ食いに走るケースもあります。

どうしても夕飯の時間がおそくなりそうならば、夕方におにぎりとサラダを買って食べておき、帰宅後の夕食はおかずだけにするというのがおすすめです。

空腹の時間を減らすことでドカ食いの危険を回避することができます。

 

ダイエット期間の旅行は我慢!

旅行にいくと、その先での現地料理を食べたくなりますよね。せっかく行くならば名物を逃すなんてもったいない!

しかし、これがダイエット期間中ならば我慢しなくてはいけません。

そこで、ダイエット期間は旅行に行くのは控えましょう。ダイエットがしっかりとできた時点で旅行だ!と、ご褒美として取っておくのがよいでしょう。

 

夜中におなかがすくならおでんを作っておこう

夜中の空腹感は非常に苦しいものがあります。かといって、遅い時間の食事はデブのもと、できるだけ控えるのがよいです。

そこでおすすめなのが「自家製おでん」です。

具は、こんにゃく、大根、ゴボウの3種類。ちょっと寂しいと思うかもしれませんが、この種類ならばいくら食べても太ることはありません!

 

つい余計なものを買ってしまう人は満腹状態でスーパーへ

空腹の状態でスーパーやコンビニに入ると、ついつい余計なものを買ってしまいがちです。

しかし、満腹状態でスーパーにいくとなぜかあまり買う気が起きません。

この習性を利用して、コンビニやスーパーで余計なものを買わない努力をしてみましょう。

 

もしも過食してしまったら、翌日の食事は3分の1に

友達との食事会でつい食べ過ぎてしまうということがあるかもしれません。ダイエット中にこれは大変なことですが、食べてしまった物はしょうがない!

そこで、翌日の食事をすべて3分の1に減らしましょう。

ならば、食べ過ぎた翌日を3分の1にしたらいつでも食べられる?その考えは危険です。3分の1しか食べられないというのは、ストレスにもなりますし体がもちません。

できるだけ過食は避けるようにしましょう。

 

清涼飲料水は砂糖たっぷり!避けるようにして!

食べ物はしっかりと覚えていても、飲み物はあまり気にしていない人が多いようですが飲み物にも砂糖はたっぷりと含まれています。

飲み物は基本的に、水かお茶にするようにしましょう。どうしても甘いものが飲みたい時には、カロリーゼロ表示のものを探しましょう。

 

買い置きの食べ物は防災用のみ!

クッキーやチョコレート、カップラーメンと食糧品置き場に置いている人は多いことでしょう。しかしこれらはダイエットの敵です!

買い置きの食品は防災用のみにしましょう。3カ月経つと品質が衰えるものも多いので、防災用の買い置きは3カ月に1度交換するようにしましょう。

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