疲れている人

1日の大半を仕事や家事に明け暮れ、夜になると疲れ果ててしまい家に帰ると夕飯を食べてお風呂に入り布団に入って眠るだけという人が増えています。そして、いくら睡眠をとったとしても疲れがしっかりととれなく、「朝目覚めた瞬間から疲れている」「常にカラダが重くてだるい」という症状が出てしまっている人も最近は多くいます。

この現代人の疲れとは一体何なのでしょうか?

今回は、現代人の疲れについて目を向けていきましょう。

 

常に疲れを感じる原因とは

「体が重い、疲れが取れない」っと感じる主な原因は、2つ考えられます。

ひとつは、「筋肉や関節の慢性的なこわばりや痛みからくるしんどさ」です。

もうひとつは、「体力の低下で余力不足によるもの」です。

体力の低下は、加齢も影響しますが、最大の原因は体を動かす機会が減ったということにあります。職業が営業であれば、外回りで日々歩くこともあるでしょう。しかし、事務作業が主という人は毎日パソコンと長時間向き合い座り続けている人も多いでしょう。こういう人ほど症状が深刻化してしまいます。

このような重い疲れや不調の原因を効率的に取り除くにはどうしたらよいのでしょうか?

 

現代人が感じる重い疲れは「e-疲労」

ずっと同じ姿勢のまま動かないでいるデスクワーク作業は、筋肉や関節をこわばらせてしまい、痛みやだるさ、しんどさを誘発させます。パソコンやスマホを日々使っている現代の環境による疲れを「e-疲労」と呼んでいます。

e-疲労は、現代病のひとつとされますが、よく言われる「目の疲れ」や「精神的ストレス」だけがe-疲労ではないのです。長時間座り続けるなど、同じ姿勢のまま動かないと筋肉や関節が硬くこわばって動きが悪くなりますが、これをほぐさないでいると慢性的な痛みや疲労につながります。

もし、パソコンの画面の位置が低く、画面を見ている時の姿勢が悪いとしたら、さらに重症です。猫背は、肩や首、靭帯が強く引っ張られ、突っ張るような痛みを発生させます。そして、猫背による背中の強い湾曲は、背骨の関節にかかる圧を増やしてしまうため、痛みを強くさせる原因になりかねません。

といっても、パソコンやスマホを使わないというのは現代の生活や仕事では無理ですよね。現代人の生活は、体を追い込みやすいと言えますので、とにかく注意が必要です。

 

体力の低下は疲労の助長と肥満の引き金

学生の頃は、それこそ部活動をしていなくとも体育の授業があったりして体を動かすのは日常的なものでした。しかし、大人になると授業なんてあるわけがないですよね。自ら動かさなくては体を動かさない日々が続きます。そして、体を動かさない日々が続けば続くほど体力は当然ながら落ちていきます。すると、ちょっと動くだけでも疲れがたまりやすくなるのです。

体力が低下した人にとっては、日常生活での動作ひとつひとつに負担を感じるようになり、何をしていてもしんどい、疲れてしまいます。しんどいという気持ちから、動くことをいなくなり活動量が減っていき肥満になるのです。完全な悪循環の出来上がりです。

逆に体力がある人は余力もあるため、日常生活を楽にこなせます。日常生活に疲れを感じないということは、元気に毎日を過ごし、病気もなりにくく健康を維持しやすいといえます。体力レベルが高い方が平均寿命が長いという研究結果も出ているほど、体力は人生にとって大きな影響を与えるのです。

 

まとめ

こわばりや痛みのない快適な体を作ることも大切ですが、そのベースとなる体力の増加も非常に重要といえます。

持久力や筋力を高く保つことで、人生のパフォーマンスが確実に上がります!

まずはカラダガ動きにくくなって、慢性的なだるさや重さを感じている人は、全身の筋肉・関節周りをほぐしてすっきりとさせましょう。次に全身を大きく動かし、持久力と筋力をアップさせます。さらには、日々の動きを軽やかにしたりスポーツもできるようになるカラダ作りをしていきましょう!

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