人間の体には手も足もお腹も背中も、全身に筋肉がついています。

トレーニングは各筋肉を鍛えるようにさまざまな動きがありますが、同じくらいの負荷でトレーニングを行ったとして、効果が表れやすい部位はあるのでしょうか?

今回は、トレーニングの効果が表れやすい筋肉について説明いたします。

 

筋線維は2種類のタイプがある

筋線維には、大きく分けて収縮速度の速い「速筋繊維」と、持久力の高い「遅筋繊維」という2つのタイプがあります。

全身に広がる各部位の筋肉は、完全に速筋繊維のみや遅筋繊維のみということはなく、どちらもあるけれどもどちらかが多いもしくは半々というのが通常です。そして、この割合によって、特性が変わっていきます。

 

トレーニングで太くなるのは速筋繊維

2つのタイプのうち、トレーニングによって太くなるのは主に速筋繊維です。このことは、筋力トレーニング前後で、筋線維がどの程度太くなったのかを調べた研究結果からも実証されています。

例えば、大腿四頭筋の場合、トレーニング前は速筋繊維と遅筋繊維の断面積の割合が1.2:1ぐらいだったのが、3カ月のトレーニング後には1.6:1になったという報告もあがっています。

 

遅筋繊維の割合が多い筋肉はトレーニング効果が現れにくい

速筋繊維がトレーニングで太くなるのは実証されているのですが、人間の体の中で、速筋繊維が極端に多い筋肉というのは残念ながらないのです。

逆に、ふくらはぎの奥にあるヒラメ筋や腹筋は遅筋繊維の割合が多いのですが、遅筋繊維が多い筋肉はトレーニングの効果が現れにくい筋肉であるといえます。

腹筋は誰でも自宅で簡単にできるため、ダイエットやトレーニングで基本的な運動として取り上げられますが、すぐに腹筋が割れるということはないですよね。すぐに腹筋が割れないというのは、遅筋繊維が多い筋肉だからと言えるでしょう。

 

大きい筋肉はトレーニング効果が現れやすい?

前述した以外の筋肉はほとんどが、速筋繊維と遅筋繊維の割合がほぼ半々です。

大胸筋や上腕二頭筋など、自分の目で確認しやすい大きな筋肉は、総体的にいえばトレーニング効果は現れやすいと言えるでしょう。

しかし、生まれつき遅筋繊維が優位の人は、一般的な割合をもつ人に比べて筋肉が太くなりにくいので大きい筋肉でも効果が現れにくいでしょう。

 

男性はトレーニング効果が現れやすい

実はトレーニング効果が現れやすいかどうかは性別にもよります。というのも、男性には成長期にホルモンの影響を受けて太くなりやすい筋肉があるのです。この筋肉は、僧帽筋から肩や上腕にかけての筋肉です。

このあたりの筋肉は、男性の体系を特徴づける筋肉ですよね。

逆に言うと、女性もこの筋肉がないことはないのですが、男性ホルモンがあまり分泌されないため、効果が出にくいと言えるのです。

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http://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2017/09/029TSURUTAMA17529_TP_V-1024x640.jpghttp://bodyke-live.com/wp-content/uploads/2017/09/029TSURUTAMA17529_TP_V-150x150.jpgBodykeLIVE 編集部基礎知識人間の体には手も足もお腹も背中も、全身に筋肉がついています。トレーニングは各筋肉を鍛えるようにさまざまな動きがありますが、同じくらいの負荷でトレーニングを行ったとして、効果が表れやすい部位はあるのでしょうか?今回は、トレーニングの効果が表れやすい筋肉について説明いたします。 筋線維は2種類のタイプがある筋線維には、大きく分けて収縮速度の速い「速筋繊維」と、持久力の高い「遅筋繊維」という2つのタイプがあります。全身に広がる各部位の筋肉は、完全に速筋繊維のみや遅筋繊維のみということはなく、どちらもあるけれどもどちらかが多いもしくは半々というのが通常です。そして、この割合によって、特性が変わっていきます。 トレーニングで太くなるのは速筋繊維2つのタイプのうち、トレーニングによって太くなるのは主に速筋繊維です。このことは、筋力トレーニング前後で、筋線維がどの程度太くなったのかを調べた研究結果からも実証されています。例えば、大腿四頭筋の場合、トレーニング前は速筋繊維と遅筋繊維の断面積の割合が1.2:1ぐらいだったのが、3カ月のトレーニング後には1.6:1になったという報告もあがっています。 遅筋繊維の割合が多い筋肉はトレーニング効果が現れにくい速筋繊維がトレーニングで太くなるのは実証されているのですが、人間の体の中で、速筋繊維が極端に多い筋肉というのは残念ながらないのです。逆に、ふくらはぎの奥にあるヒラメ筋や腹筋は遅筋繊維の割合が多いのですが、遅筋繊維が多い筋肉はトレーニングの効果が現れにくい筋肉であるといえます。腹筋は誰でも自宅で簡単にできるため、ダイエットやトレーニングで基本的な運動として取り上げられますが、すぐに腹筋が割れるということはないですよね。すぐに腹筋が割れないというのは、遅筋繊維が多い筋肉だからと言えるでしょう。 大きい筋肉はトレーニング効果が現れやすい?前述した以外の筋肉はほとんどが、速筋繊維と遅筋繊維の割合がほぼ半々です。大胸筋や上腕二頭筋など、自分の目で確認しやすい大きな筋肉は、総体的にいえばトレーニング効果は現れやすいと言えるでしょう。しかし、生まれつき遅筋繊維が優位の人は、一般的な割合をもつ人に比べて筋肉が太くなりにくいので大きい筋肉でも効果が現れにくいでしょう。 男性はトレーニング効果が現れやすい実はトレーニング効果が現れやすいかどうかは性別にもよります。というのも、男性には成長期にホルモンの影響を受けて太くなりやすい筋肉があるのです。この筋肉は、僧帽筋から肩や上腕にかけての筋肉です。このあたりの筋肉は、男性の体系を特徴づける筋肉ですよね。逆に言うと、女性もこの筋肉がないことはないのですが、男性ホルモンがあまり分泌されないため、効果が出にくいと言えるのです。ボディークライブは、プロのトレーナーが執筆・監修した確かな情報だけをお届けします。ダイエットに悩んでいる方、ボディメイクが好きな方、健康な生活を送りたい方必見!